1 闇夜桜

アパート505号室

<内装>クリーム色の壁紙に、薄ベージュのフローリング。家具類はすべて黒で統一してあり、窓には遮光カーテンがついている。リビング・キッチンの他に自室と客室がある。風呂・トイレ・冷暖房も完備

<可>依頼・郵便(手紙)・訪問
100 エスペラント
ククッ…自分で言っておいてよぉ?
(おかしさに思わず口に出して笑っては、やはりどこか見え隠れする相手の読み取れない感情に眉を寄せ)
まぁ、桜だって何かしらあるだろうしな〜不安とか…人間らしくて良いと思うぜ?ま、俺らは人間じゃねえけど。ククッ…まぁな〜…二年以上、三年くらいの付き合いじゃ…って、何だよ…?
(笑みが戻った相手には己も先程とは違った笑顔を見せつつ、行動には意図が分からず首を傾がせながら問いかけるも引かれるまま素直に距離を縮め)
99 闇夜桜
はい、さすがにこれは私も恥ずかしい
(言い出したくせに「愛しい」というワードを口にするのにやや躊躇いを覚え。己が心配している事や気がかりを悟られぬよう薄く笑みを浮かべて相手の言葉を聞き)
そう、ですね…ククッ、私ともあろう男が要らぬ事を言いました。飽きる?そんなことあるはずがないでしょう?
(途端、調子を取り戻したのか弱気な発言をした自分を嘲笑い。掴んだ手を己の元へ引き寄せつつ、先程の態度はどこへ行ったのやら…半ば偉そうに応え)
98 エスペラント
愛しい、ね…まぁ、そうだが…なんかモヤモヤが
(相手とは違ってどこか納得しきれていない表情で唸り、ペースを乱されているからだと直感すると間延びした口振りで、あ〜と1人呟いて。微妙な変化には首を傾がせて)
桜…全く、卑怯だぜ?まぁ、心の隅にくらいは同性って壁はあるかもしれねえけど、最初に好きになったのは俺だと思うし?性別も種族も関係ねえよ…桜が俺に飽きるまで一緒だぜ?
(責任など感じているとは思ってもなかったことから小さく半ば呆れたような溜息を漏らしてから真剣な表情で呟き、最後は安心させるように微笑み浮かべて。子供扱いには不服そうに瞳を細めつつ、そのまま体を起こすと警戒もせずその手を掴み)
97 闇夜桜
あぁ、では…「愛しい」にしましょうか。これなら誰も不思議に思わないはずです
(掌を叩き思い付いた名案を披露し、一人納得するように腕を組んで二度深く頷いてやり。一途を主張するのに「うーむ…」と唸り不意に表情は真剣味を帯び)
気持ちを聞いてから言うのは卑怯でしょうが…貴方がもし、この先素敵な女性と想い通うことがあったなら…その方の元へと行っても良いと思っています。貴方には全うな恋路を歩んでほしいという気持ちも…少なからずあるんですよ?
(自分が言い出した事で万人には認められぬような関係になってしまったことへと責任からか、静かにそう告げて「おいで」と上体を起こしている相手へと手を伸ばし)
96 エスペラント
だから、悪いって…。あ〜…まぁ、そうだよなぁ…って納得しちゃダメだろ、俺…
(相手に言われると半ば納得しかけては自分にストップをかけて、ノリツッコミのようになり)
そこ楽しげに言うとこか…俺は一途だっての〜まぁ、女の子には優しいけど?そうか…まぁ、俺も痛いのは好きじゃあないしな〜…。って、その、ね?って何だよ…意味深な…
(墓穴をまた掘ったことに気付くと顔をひきつらせて首を左右に振り、多少身を起こすと何かを求める相手には素で分からないと言った表情をしながらも嫌な予感を感じはしていて)