1 メルティーナ

運び屋「Azure」8

白を基調とした上品でシンプルな造りの小さな家。白で揃えたポストが控え目に設置されている。
玄関を潜って直ぐに仕事の受付も兼ねたリビングがあり、テーブルとそれを挟む様にソファが2脚、テレビに木製の本棚と飾り棚、仕事机がある。その他1階にはバスルーム、トイレ、長テーブルと長椅子2脚に冷蔵庫と料理道具一式はあるもののあまり使われた形跡のないダイニングキッチン。
2階の半分を占めるルーフバルコニーには木製の丸テーブルと椅子が4脚。2階の残り半分は自室と今は物置と化している空き部屋になっている。自室には大きめのクローゼットとセミダブルのベッド、テーブルと椅子が2脚に小さな引き出しの多いタンスがあり、バルコニーへと通じる大きな窓は常に鍵が開きっぱなしになっている。

■ 手紙・郵便物受付可 ■
100 メルティーナ
【入室】
(欠伸を零しながら帰宅するとまずシャワーを浴びに行き、グレーのボアワンピースに着替え肩に掛けたタオルで髪を拭きながら自室へと)…あれ?(ベッドに腰掛けたところで見覚えのない箱を見つけて首を捻りつ添えられたカードに手を伸ばし、内容に目を通せば堪えきれずに笑みを溢れさせそっとリボンを解き万華鏡を手に取って。次々と映し出される美しい模様を一頻り楽しんだ後意識をオルゴールへと移せば早速とばかり曲を流し始め、静かな部屋に響くオルゴールの音色にゆるりと瞼を下ろし)
99 エスペラント
(久しぶりに友人の家に訪れると曇っているおかげか、眩しさは解消され。一度その場から消えバルコニーに移動すると鍵が開いている窓から中に侵入して口元上げて笑い、相手の寝室に向かうと枕もとに手のひらサイズのリボンで巻かれた四角い赤い箱を置き、メッセージカードを添えて)不用心だな…それだけ平和だってことだが。良い子にメリークリスマスってな(中には、手に収まる程のコンパクトで可愛らしいショコラ色のアクリルピアノオルゴールと、金色に小さな宝石や雪の結晶の金具等が装飾された指くらいの小さめな万華鏡が入っている。オルゴールの曲は、女性が喜ぶだろうクリスマスソングで万華鏡はピンクと白系の宝石が入っていて可愛らしさと気品ある様々な模様を見せるだろうか。一言呟くと去っていき)>入退室

「MerryXmas
メル嬢

久しぶりになるかな。と、今日はサンタクロースって奴に…。

良い子にしていたメル嬢にサンタからのプレゼントだ。
気に入ってくれると嬉しい。

寒い季節、体には気をつけるんだぞ?
また会おう。

白金のサンタクロースより」
98 メルティーナ
【退室】
(眠ったのが突然ならば起きるのも突然で何の前触れもなく身体を起こし、しかしそのまま十数秒は時が止まったかのように表情を作ることも忘れてただ硬直し)……、もう9月かぁ(やがてまるで何事も無かったかのように唇を開けばのろのろと動き出し、身嗜みを整えた後外出し)
97 メルティーナ
【入室】
蒼も綺麗、だったなぁ…(ばさり、背に生えた翼を羽ばたかせてバルコニーへと降り立てば窓から自室へと侵入し、被っていたミニハットを机に乗せてからうつ伏せにベッドへダイブし。うなじに腕を回して外した首飾りをそっと枕元に置くと、力尽きたかのようにそのまま枕に顔を埋めて眠りに就き)
96 メルティーナ
【退室】
おはよー、ユニ(むくり、不意に起き上がり寝ぼけ眼で髪に指を通し簡単に整えながらぬいぐるみにへらりと笑いかけ、ベッドの縁まで這い軽く飛び跳ねるようにそこから降りればぬいぐるみとミニハットを手に取りリビングへ下り。ぬいぐるみはソファに座らせ己は手早くシャワーを浴びて、最後にミニハットを被れば読み逃した手紙を片手に外出し)