ローラの診療所 (11)

白い壁に白い三角屋根。ドアには金のベル(インターホン)。家を囲むように、季節の花が植えられている。
看板[ご用の方はベルを鳴らしてから待合室へお入りください。体のケガから心の病気まで、お気軽にご相談ください]白いポスト[郵便物はこちらへ]

玄関から入ると、受付兼待合室。カウンターには名前を書くボードと鉛筆、部屋には３人ほどなら座れるふかふかソファが３脚。奥は診察室で、さらに奥に資料室や薬品庫がある。

２階には大きな窓のダイニングキッチンや浴室、ベッドルーム(自室。ベッド脇には白い木製のチェストと白い木枠の全身鏡。クローゼットには、いろいろな形の白いワンピース、白いカーディガン)。
【郵便物はご自由に】
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…本当はあの時、キスしてもいいと思いました。でも、あなたが必ず帰って来ると言ってくださったから。(そう言って少し笑うと嬉しそうにピアスを受け取り片手で器用に装着し)

【ところで子供はまだ生まれていない設定なのでしょうか？登録は受理されたようですね^^*】

そうだな…これ、返すぜ（約束と訊けば微笑を浮かべ右手で胸ポケットからピアスを取り出し相手に差し出し）

【おかえりなさいませ^^】

ん…はあっ…(目を開けて唇を離すとにっこり微笑み)
…やっと、約束を果たせましたね。(頬に置かれた相手の左手に右手をそっと重ねてから、ピアスのない自分の右耳に触れ)

【いえいえ、先ほど戻りました!】

…んっ（相手が寄り添うのに気付きそっと唇を重ねて背中に回していた左腕を解き頬に添えようとして）

【了解しました、反応遅れてすみません;;】

……フフッ。(小さく笑い首を軽く横に振ると目を閉じて唇を重ねようと寄り添い)

【所用のため40分ほど落ちます;】