ローラの診療所 (9)

白い壁に白い三角屋根。ドアには金のベル(インターホン)。家を囲むように、季節の花が植えられている。
看板[ご用の方はベルを鳴らしてください。体のケガから心の病気まで、お気軽にご相談ください]白いポスト[郵便物はこちらへ]

玄関から入ると、受付兼待合室、トイレ。カウンターには名前を書くボードと鉛筆、部屋には３人ほどなら座れるふかふかソファが３脚。奥は診察室で、さらに奥に資料室や薬品庫がある。

２階には大きな窓のダイニングキッチンや浴室、ベッドルーム(クローゼットには、いろいろな形の白いワンピース、白いカーディガン)。
【郵便物はご自由に】
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一度もありゃ十分だぜ…ってか、アレってそんな効果があったのか？（何時も身に付けている結晶を見て助ける効果があると解ると少し驚いて）

そう言われると、私も嬉しいです。(本当に嬉しそうに笑い)
…良かった。本当に気をつけてください。結晶は一度しかあなたを助けません。

【すみません、最初の文章ミスりました;;「そんな事ねぇよ、思ってくれるだけでも嬉しいんだよ」が正しい文章です;】

それが嬉しいんだよ（瞳を閉じて薄く笑みを浮かべ呟くと瞳を開き）あぁ、勿論持っていくぜ。

あなたのためだからこそです。…離れてしまえば、私はあなたのために何もできません。(少し寂しげに笑い)
ロアさん…竜の血の結晶を、できれば持って行ってください。(心配そうな表情でそう言い、念をおすように頷き)

（相手の祈りを静かに見つめ終わったのを見れば両手を離して）有難う、俺なんかの為に…。