ローラの診療所 (4)

白い壁に白い三角屋根。ドアには金のベル(インターホン)。家を囲むように、季節の花が植えられている。
看板[ご用の方はベルを鳴らしてください。体のケガから心の病気まで、お気軽にご相談ください]白いポスト[郵便物はこちらへ]

玄関から入ると、受付兼待合室、トイレ。カウンターには名前を書くボードと鉛筆、部屋には３人ほどなら座れるふかふかソファが３脚。奥は診察室で、さらに奥に資料室や薬品庫がある。

２階には大きな窓のダイニングキッチンや浴室、ベッドルーム(クローゼットには、いろいろな形の白いワンピース、白いカーディガン)。
【郵便物はご自由に】
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大丈夫…無茶はしねぇよ、ローラと一緒にいたいからな。（微笑を浮かべ呟くと相手を抱き締めようと右腕を伸ばして）

まあ、わかりやすく言えば、そんな感じですね。でも…くれぐれも、無茶はしないでくださいね。
(クリスタルをそっと握りしめ、うつむいて少し寂しげに言うとまた顔を上げて)

そっか、よかったぜ（安堵の笑みを浮かべ伸ばされた手を見つめて）成程…つまりローラお手製の御守りって訳か…（真面目な表情を見れば此方も笑みを消して相手の言葉に訊き入り）

いいえ、よく似合ってますよ。(軽く首をかしげながら微笑むと、クリスタルに触れようと手を伸ばし)
これを身につけていれば、あなたが命にかかわるほどの深手を負っても、一度だけなら助けてくれます。(急に真面目な表情になり相手をまっすぐ見つめながら)

俺は素直な感想を言っただけだぜ。じゃあ、早速…（嬉しそうに笑みを浮かべ手にしたペンダントを着けて）変…じゃねぇか？（着けた状態を相手に見せて苦笑気味に問掛けて）

そんなに誉めないでください…(頬をピンク色にしてうつむいてしまい、それでも本当に嬉しそうな声で)
でも、気に入っていただけて嬉しいです。