1 絶影

Exterminate Shadow

魔物狩りを専門に扱う。木造の寂れた小屋を改装したもの。手紙、郵便物、依頼可能。

構造/大きめの机と椅子、壊れかけたビールサーバーと錆び付いたジュークボックス。愛用のエレキギターとアンプ。ボロボロのソファが一つとクローゼットが一つのシンプルな構造。壁には怪しげな物や装飾品、魔物の頭蓋骨等が打ち付けてある。一応奥にシャワーとトイレはあるがキッチンと自室はない。寝る時は椅子かソファで寝ている。
月影(黒猫/オス)、雪影(白猫/メス)、雪月華(白猫/メス)の三匹の猫がいる。
83 絶影
(ドアの前辺りで立ち止まり相手の言葉に耳を傾けすべてを訊き終えるとゆっくりと身体を反転させて)…俺だって、スノーの事を心配してる…。…俺は不器用だから、上手く言えないが…(ゆっくりと近付いて口調は変わらぬも気付けば頬を涙が伝い相手を抱き寄せようと腕を伸ばして)
82 スノー
!…あ…ぅ…ごめんなさい…、心配…しないよ、いなくなっても…私のコトは…向こうから、いなくなったんだもん…カインたちは、大丈夫、無理してでも…。(まさか壁まで叩いて怒るとは思わず、ビクッと大きく肩を揺らすと後退り涙を浮かべると、謝るが首を横に振りそう言うと出ていこうとする絶影を慌てて止めようとし)
お兄ちゃん!…待って…今、頼るのお兄ちゃんしか…。
81 絶影
(浴室に向かう途中で歩を止めて相手の方を振り向き)…その不注意に俺は怒ったんだ。子供がいることは関係ない…スノーが風邪ひいて心配するヤツらがいるだろ…それに風邪で倒れたらカイン達はどうなるんだよ…っ(珍しく感謝的になり荒い口調で告げて壁を叩き、暫くして深く溜息を吐き額に手を当ててドアに向かい歩を進めて)…感情的になりすぎた、すまない…ちっと頭冷やしてくる…。
80 スノー
………。(その言葉に無言になり、拒絶されても微笑み)
!…別に、怒らなくても…お兄ちゃんに、迷惑かけるわけでもないんです…それに、まだ赤ちゃんいません。あ…うん!(怒ったような口調にビクッと肩を揺らすと、しゅんとなりつつ自分の不注意ですからと付け足し、紡がれた言葉を聞き嬉しそうに頷き手を貸そうとするが、先に入るのを見て慌ててあとを追い)
79 絶影
悪いな…動きやすい服以外は苦手だから…(申し訳ないと内心思いつつも自分の好みははっきりと主張して)…そんな事したら悪化するに決まってる。…もう自分一人の身体じゃないんだから、少しは考えろ。…一緒に入る…約束したろ?(相手の言葉を訊けば表情には出さないものの怒ったような口調で告げて、壁に手をついてそれだけを頼りに先に浴室に向かい)
78 スノー
似合います、白露もそうですが、そのほかの服も似合いますよ。今度、セーターとか…ほかの季節にも合う、着てくれるなら…いいんですが…着ませんよね。(断言すると楽しそうにプレゼントの事を言うと、慌てて口を閉じて空笑いし)
……そうですか…不思議に思ってたんですが、風邪引いたの傘差さなかったからだって、夜桜さんに言われて…。お風呂、一緒には…。(一応は納得して咳込むと口元を押さえてから、原因を教えてもらったと笑い、指を差された先を見て一緒に入りたいと言うと、月影たちを降ろしてよろけながらお風呂場に向かい)