ローラの診療所 (16)

■外装・内装【>>2に続きます】

白い壁に白い三角屋根。ドアには金のベル(インターホン)。家を囲むように季節の花が植えられ、白いポストが立っている。
〔看板:ご用の方はベルを鳴らしてから待合室へお入りください。体のケガから心の病気まで、お気軽にご相談ください。〕

玄関から入ると、受付兼待合室。名前を書くボードと鉛筆、３人ほどなら座れるふかふかソファが３脚。奥は診察室で、さらに奥に資料室や薬品庫がある。
２階にはダイニングキッチンや浴室、夫婦の寝室や子供部屋など生活空間。

【郵便物は白いポストへどうぞ♪】

あら、やっぱり可愛い娘には旦那も子供もいるとはな
(軽い調子で呟けばゆっくりと玄関に向かい)
ありがとうな、ローラ
(そう小さく呟けば玄関からゆっくりと出ていき)＞退室

【仕事の都合と流れ的に失礼しますね、お相手ありがとうございました(礼)】

…ごめんなさい、それは承諾しかねます。今休業しているのは、新薬の開発中だからなんです。それに、（そこまで言うと一旦言葉を切り、再び口を開いて）
…私には、愛する家族がいるのです。（苦笑浮かべながらそう答えると診察室を出て玄関のドアを開け）
ありがとうございました、お大事に。

なら、お代の代わりに困ったら何時でも呼んでくれよ力になってやるからさ
(ローラの言葉に優しく囁けばゆっくりと出口に向かい)
それに休業中なら今度はデートの誘いにでもな

それを聞いて、安心しました。…ああ、私は何もしていないので、お代は結構です。（こくんと小さく頷くと診察室のドアを開け）

傷は大分よくなってきたよ
(優しく囁けばゆっくりと立ち上がり)

いいえ、わかって頂けたのなら良いんです。お気になさらずに。…さてと。傷はもう、大丈夫ですか？（ゆるゆると首を振って再度にっこりと笑ってみせると椅子から立ち上がり相手に問いかけて）