1 闇夜桜

アパート505号室(3)

<内装>クリーム色の壁紙に、薄ベージュのフローリング。家具類はすべて黒で統一してあり、窓には遮光カーテンがついている。リビング(ソファ、テーブル有)・キッチンの他に自室兼寝室と客室がある。風呂・トイレ・冷暖房も完備

<可>依頼・郵便(手紙)・訪問
71 闇夜桜
何を今更。本来の姿、か…楽しみですねぇ
(自分を紳士と言わず何と言う…そんな雰囲気を醸し出し当然の如く言い切り。自身のついて自信を見せるのに薄く微笑み、邪魔にならぬようにと片手で器用に眼鏡を外してテーブルに置き)
闇さんは百戦錬磨の強者ですから?さてさて、ご主人の気が変わらぬ内に頂くとしますか
(己を褒め称えるもあまり威張れるような事実ではなく…それでも平然と言って退け。手を相手の後頭部を抱えるように回せば、鋭利と化した牙をゆっくり首元につけ)
70 エスペラント
桜って、紳士なんだな?綺麗って言ってくれて嬉しい…本来の姿なら、濁りのない純粋な金色で…いつか見せたいな。惚れ直すぞ?
(見守っていてくれたことに表情柔らかくして自然な笑みを浮かべると良いように解釈してから本来の自分の瞳の色について自信満々に告げて)
そんな分かりやすいか…って、あー…素直な自分を恨みたいぜ…もしかして、桜に見つめられると嘘がつけない特権でもあったり?
(素直に体を向けると先程以上に距離の近くなった相手を見据えては喉音を立てて唾を飲み込み、文句を言いたくて仕方ないといった様子で悪態つき。血を与えることには、どうぞと少し襟足の長い髪を手で掻きあげて)
69 闇夜桜
やっと外してくれましたか。綺麗な色、ですね…獲って喰われそうな程に
(気付いてはいたものの、見られたくないから隠しているのだと解釈し触れずにいた眼帯が外され煽るように褒め)
ふふ、気付いていましたとも。逐一言うと怒られると思って心に留めておいたのに…まさか自分から言って下さるとはねぇ…
(相手が上着を脱いだのを確認し、やや強い力で相手を引き寄せようと片腕を伸ばし。詳しく説明してくれるのにからかうように染々と呟きうんうんと頷いてみせ)
68 エスペラント
成仏する気もないしな〜?ん?何だ、桜……良いぜ?今、興奮してるから…
(おどけた笑みを浮かばせて堂々と言ってのけると、落ち着きない相手に首を傾げるも意図が分かるとクスリと薄く笑みを含ませ、ずっとしていた眼帯を外して見せると若干黄金がかっていて。相手といることで、衰えよりも興奮材料となった様子で)
なんか、俺が先に言ったが…複雑だぞ〜…俺の魅力が嘘みてえじゃねえか。俺は〜てか、桜も分かってんだろ…ディープキスで体熱くなってんの。後は、桜がたまに見せる表情でドキッとしたりな?
(演技がかった仕草で盛大に溜め息をつくと抗議するも、羞恥を口に出させられている感覚に若干睨むような視線で見つめては、つらつらと口にしてから相手が飲みやすいようにとコートを脱いでタンクトップ姿となり)
67 闇夜桜
心中なんてしたら成仏出来ませんよ?……ねぇ、エス…やっぱり…
(共にと申し出るのには嬉しそうにしながらも止めておこうと取り下げ。急に話題を切り替えると、名を囁き小さく「欲しいな」と苦笑混じりに告げ。どうやら相手に触れているうちに本能に抗えなくなった様で)
目が悪くて貴方に惹かれたのなら、私はこの眼に感謝しなければなりません。…と、貴方はどうなんですか?
(大げさに己に感謝の意を表してみせ、疑問には言わずともわかるだろうとばかりに同じ質問を返し)
66 エスペラント
魂貰うってと、俺より先に桜が逝くのかよ…逝く時は一緒希望で〜す。肉体で触れてくれねえと…欲求不足になる
(相手の魂なんて貰いたくないと言うようにわざとふざけたように語尾を伸ばして相手の気も知らず却下して顔を逸らし呟いて、平常心と小声で口ずさみ笑う姿にも反応しないように留め)
今何か言いかけたよな…?俺を可愛いと思う桜は、眼科に行くべきだぞ?寧ろ、目が悪いからだな…。さぁ…な?何だろ…自分で確かめてみたらどうだ?つか、俺に欲情するのか桜は…
(見逃すことなく突っ込むと、何時も眼鏡をかけている相手について悪びれた様子なく断言しては、はぐらかしつつも挑発に似た発言を口にしてから、疑問を口にして眉を寄せ)