1 エスペラント

胡蝶の館-V-

内外ガラスがステンドグラスで青い美しい蝶の形をしていて、玄関となる中央には古風な呼び鈴が一つ、二つ扉となっていて中に入ると青いカーペットが敷かれた通路右に部屋が二つ。手前が自室として使用中。左側に広いキッチンホール(大広間)で、長テーブルが置かれている。中央には大きな階段も有り、二階建てで二階にも幾つか個室があるが使用されていない。
室内(自室):シンプルで部屋カラーは薄茶系。小さな丸窓、冷蔵庫にシングルより大きなワインレッドのベッド。ドア横には湿気・雨対策の装置有。隅に小さな木のテーブル。その他、家具以外何もないが生活感有。
他:風呂、トイレ別で右奥に有。大広間も健在、ステンドグラスが綺麗に輝いて日によって光が蝶を映す。
◇外にポスト有
霊的なものに関しての依頼や手伝い(共闘)など、手紙大歓迎。ラブレターやプレゼント等も…。危険物不可。
◇部屋が数個あるので、貸出も可。
40 闇夜桜
【置きレス】

ま、柄にも無いことをした自覚はあります。……クク、っ…いや、反省していますよ?ですがあの日は非日常的で…物珍しい貴方を構うのが楽しかった、というのもまたもう一つの本心なのです。(優男の皮を被った男の正体は協力を得なければ謝罪の花すら買えぬ男。己が体裁を繕う為に実行する事はあれど確かにそうかと妙に納得をして困ったよう眉尻を落とした淡い笑みを浮かべており。しかし此方の発言によって相手の素直な礼が撤回されてしまうと口元に愉しげな笑みの形が舞い戻り、笑うべきでないという一応の配慮は備わっているのか喉元を震わせる程度に抑えながらもありの侭の心情を吐露して。そして手狭な部屋を眺め、折り曲げた指を顎につけ黒革で覆われた手先で己の輪郭をなぞってから柔らかな絨毯へと足を踏み入れ)
嗚呼、確かに…エスくんの方が真なる紳士でしたか。では言葉を変えて…―――
(指先の生地を柔く唇に挟んで手袋を引き抜き外套の留め具を外せば、襟元を崩した白シャツに濃灰色のベスト、同素材のスラックスを纏った身体が露になりボトムスのポケットへと手袋を突っ込んで。戯れ合いでもなければ人の目線の下に入る事を好ましいとしないこの男は、室内の明かりを遮る様にベッドに座る相手の前方に立ち塞がり、悪趣味変態と罵るのなら最早恐れるものなど何も無いと開き直って。相手の両脚の狭間に膝を割り込ませる事が出来たならば、そのまま上体をベッドの上に縫い付けてしまうつもりであるが抜け出す隙も見つけられるだろうか)自分のテリトリーに捕食者を招き入れたらどうなるのか…私が望んでいること、少しも予想出来ないとは言わせませんよ。
39 エスペラント
【置きレス】

桜は、そんなタイプじゃないかなと……。て、全く反省してないだろ……素直に礼なんて言うんじゃなかった(軍に所属している事もあり、自分より多忙な相手は己の事など余り気にしていないとばかり思っているため本心を口にするも、花について舞踏会を思い出させる言葉には眉を寄せて感謝する必要はなかったと思い出し文句を口にして、テーブルに置かれた物に気付くと首を傾げ)いや……絨毯敷いてあるし、狭いから椅子は置いてない。ベッドに座らせる方が紳士じゃあないだろう?(何か言いたげな様子には、意図を理解出来ず、他に座れる場所はないぞとばかりに告げて、直ぐに捕らえた相手の腕を解放すると自らはベッドに腰を下ろし、無意識に触られた場所を撫でるも、返される言葉に眉を寄せ軽く睨み付けるような眼差しを向けていたもの最後の言葉には目を反らしてしまい)……相変わらず、悪趣味だぞ。なっ…それは、そんな所普段触られないし……触らせないし、桜が言うと変態に聞こえる…。
38 闇夜桜
【置きレス】

……そんな事、訊かずとも分かるでしょう?ふふ、どう致しまして。先日濡れ鼠にしてしまった御詫びです。(花について己に問いが振られると目を瞬かせ、他に誰がいるのだと重ねて尋ね返し。律儀な礼に軽く一礼してみせてから本心で詫びているというよりは舞踏会での一件を思い出し楽しんでいるかのような口振りで贈答の目的を告げて。相手の後ろ姿を越えてそれまでの生活が垣間見えていた部屋が手早く整えられていく様に、お構い無くと声を掛けながらも国軍棟に持ち込むつもりであった二つの紙袋を片隅のテーブルへと置き両手を空けつつ)まさか客人を床に座らせるなんて無粋な事、紳士と名高い貴方がする筈ありませんよねえ…?(構わずと言っておきながら自身も男であるという事項をそっくり抜き去って声音に態とらしい抑揚をつけて要求し。そうしてから伸ばした指先が掠めた首筋は微かな熱を感じさせたがすぐさま捕らわれたことによって確認までは至らずに、大きな反応を示した姿に満足したよう双眸を細め口元は悦の感情を滲ませ戯れ言混じりに)吃驚させたいのですからそうでなくては困ります。相変わらず反応が宜しいようで…
37 エスペラント
【置きレス】

あー、なるほど。俺も、女性の好きなものには気にかけたりするから、花言葉は調べた事もあるぞ?死ぬほど恋焦がれるか……いや、悪くない、が…それ、桜の事じゃないよな?礼を言ってなかったな……有り難う(占いや花言葉など、女性が好きそうだとわざとらしく添えながら、華やかな薔薇の花言葉には目を丸くしながら横目で見据えると、どちらかと言うなら相手よりも自分の方が当てはまりそうで眉を寄せ、礼を忘れていたと感謝を口にして。先程まで寝ていたため、ベッドの布団は無造作で、相手を入れると共に整えて、光を遮るためカーテンを閉めて電気をつけ)まぁ、男の一人暮らしには快適な狭さだけどな?ベッドが半分占めてるって言う……(相手の本当の意味には気づかずに大の男二人が入ったら、一人はベッド、一人は床と言う構図だとばかりに笑い、以前相手と戯れていた時は二人でベッドの上に乗っていただろうかと思い出すと少し顔が熱くなるのを感じていたもの、背後から不意打ちのように後ろ髪を触れられるとは思っていなかったため思わず肩を大きく揺らすと振り返ってその手を掴み)……!桜…不意討ちは、吃驚するだろう……。くすぐったいし。
36 闇夜桜
【置きレス】

一口に薔薇と言ってもそれぞれに意味があって中々興味深かったですよ。洋紅色の薔薇は『死ぬほど恋焦がれています』だそうで…お気に召しませんでしたか、死神様?(花を選ぶにも知識を要する。店員の助けを借り、妥当であったかは定かではないものの黄白色の花弁裏に紅を色付かせた鮮やかな薔薇を贈った理由、小さなメッセージカードに綴られた異国語の訳を添え相手の反応を知った上で意地悪く問い掛けてみて。急かしてようやく立ち入りの許可を得れば軽く肩を竦める仕草をした後、後ろに続くようにして緩やかな足取りで通路を進み。そして相手の自室へと到達すれば自身の部屋と比較する言葉を聞くもはてと首を捻り)…そうでしょうか?あまり不便に感じた事もありませんけれど。(然して気にしたことが無かったのは、接する距離が近ければ広くとも狭くとも支障が無かった為。とぼけた振りをしながらも意味を持たせるよう背後から腕を持ち上げ、相手の項にかかる白金の髪を指先で掬ってみようか)
35 エスペラント
【置きレス】

素敵って……自分で言うなよな?まさか、来るとは思わなくて吃驚はしたけど…色気、で…花か(口ごもってしまうと突っ込みを入れて誤魔化し、相手の装いに注目しながら驚きを伝えるも見た目は自分と変わらない姿に可笑しくて口許を隠すと、薔薇に視線を向けては良い香りに自然と受け取って匂いを嗅ぐと目を細め、やっぱり気障だと笑うも急くように室内に入りたがっている様子に気付くと、言われる言葉で忘れていたとばかりに声を上げて室内に招き入れ、そのまま自室に向かおうかと)あー……すっかり、忘れてた。ククッ…桜が焦げたりしないって言うから、余り重く受け止めてなかったな。どうぞ?久し振りかね…相変わらず、桜の部屋より狭いけど?

【PL:ぐぐ…またも、遅くなってしまいました;返せる時はあったのに……もっと、話をしたいので、明日こそは!リベンジを…すみません;(レス不要)】