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1 ニコ

小説サッカー部UB

携帯の鳴る音で目が覚めた。
どれくらい眠っていたんだろう。
携帯の時計は七時半を表示していた。
だいぶ長い間眠っていた気がしたが、一時間も経っていなかった。
着信音は大輔からのメールだった。

『今日はもう終わったか?』

大輔らしい絵文字も何もない閑散な文面だ。
けだるい体を起こして返事を打つ。

『終わりました。みんな帰って俺一人部室で寝てました笑』

送信。
返事を待ちながら良太は帰り支度をし始める。
すぐに返事の着信音が鳴った。

『今日暇か?うち来ない?』

大輔が学校以外で何かを誘って来るのは初めてだった。
理由が分からなくて少し考えてしまったが、明日は土曜で練習もないし、遅くなっても構わないだろうと思い帰りに寄ると返事を返した。
大輔からの返事は学校最寄りの隣駅で待つという内容だった。
良太の家は電車で三駅で、ちょうど帰り道だった。

帰り支度を終え、電車で隣の駅で降りた。
何か言われるのだろうか、何をされるのか、良太は少し緊張していた。
改札を出るともう大輔が待っていた。
合宿の時によく来ているスウェット姿で自転車にまたがっていた。


「ずいぶん遅かったな」
「ごめんなさい、寝ちゃってて」
「疲れてんのか?まぁいいや行こう」


大輔は自転車を押しながら、二人で並んで歩いた。
なんだか緊張する。
何を話していいのか分からなかったが、気を使ってか大輔が間を空けないように話をもたせてくれていた。
たいした内容のないくだらない話ばかりだったが、相槌を打って聞いてると緊張が解れていく気がした。

10分ほど歩くと大輔が自転車に跨がって後ろを指差した。


「乗れよ、歩くとちょっとかかるから」
「あ、はい」


荷台に座ると大輔はゆっくりペダルを漕ぎはじめた。
近くで改めて見ると大輔の背中は大きかった。
身長も良太より頭一つ分は高かったが、安心するというか、顔を近づけると体温が伝わって来るようで居心地がよかった。

少しの沈黙の後、大輔が前を見たまま言った。


「今日もあいつらとヤッてきたのか?」


ドキッとした。
何となくだが、怒られているような気がしたからだ。


「えっ…あ…はい…きょ、今日は将先輩とだけ…」
「…ふぅん。そうか」
「…す…すいません」
「なんで謝るんだよバカだな」


大輔はそういうと振り返って白い歯を見せて笑った。


二人乗りで10分くらい走るとすぐ大輔の家に着いた。
初めて来たが、良太の家からそう遠くはない場所でほとんど地元だった。


「ま、上がんなよ。今日誰もいねーから遠慮とかいらないんで」
「お、お邪魔します…」


大輔の家は住宅街の真ん中にある一軒家で、今は父親と二人暮らしをしているらしい。
父親は仕事が忙しく、あまり家にいないから清々すると笑いながら良太に言った。
そうやって話す大輔が、なんだか淋しげに見えた。
今日はいつになく優しく接してくれるからそんな気がしてしまうのかもしれない。


「飯、まだだろ?なんか作るわ」
「えっいいっすよ、わざわざそんな…」
「あ、腹減ってない?んなら俺だけ食っちゃうよ?」
「え、や、先輩が食べるんなら俺も…」
「減ってんだろ?始めからそう言えよ」


そう言って大輔は靴を脱ぐ良太の頭をポンと叩いた。


リビングに通されて、大輔が夕飯の準備をしている間、良太は携帯をいじりながらボーッと考えていた。
部活の事、友達の事、練習後の先輩達とのこと。
中でも一番大輔の事が頭に浮かんだ。
今日の良太に対しての態度や練習中のまじめな姿。
思えば大輔についてほとんど知らない。
なのに今こうして大輔の家にいることが不思議だった。


「なぁ、良太、聞こえてる?」


大輔の声にビクッとした。


「えっあ、はい?」
「今日泊まっていかね?って」
「今日…ですか」
「明日休みだろ?」
「でも…いいんすか?」
「別にー誰もいないし暇だし」
「あ、じゃ、お言葉に甘えて…」
「…大丈夫かお前。顔真っ赤だぞ。疲れてんのか?」
「い、いや別に…」
「飯もうちょっとかかるから風呂入って来いよ」
「えっ…あ、じゃ、すいません風呂…お先に借ります…」
「…。着替え置いとくからそれ着てな」
「はい、ありがとうございます」


先輩の家で風呂を借りるのはなんとなく気が引ける。
でもせっかくの厚意だと思って良太は今日の汚れを綺麗に洗い流した。

風呂から上がるとテーブルにはもう食事の準備が整っていた。


「すいません先に風呂借りちゃって…あと着替えも」
「んーいいよ、俺さっき入ったから」
「これ、先輩が作ったんすか?」
「すげーだろ。こんなん朝飯前だわ。夕飯だけど」


二人分の炒飯とから揚げが綺麗に盛りつけられていた。


「先輩料理が趣味なんすか?」
「いやちがうけど(笑)俺が作らなきゃ親父やらねーからな。嫌でも覚えるわ」
「すげー…」
「まーいいから食おうぜ、腹減って死にそう」


大輔の料理はおいしくて、正直ウチの料理よりうまいと良太は思った。
大輔の意外な面を知り良太はすこし嬉しくなった。


「ごちそうさまでした。メッチャ旨かったです」
「だろー?俺シェフになろうかな」
「あ、皿洗い俺やるんで、先輩休んでてください」
「マジ?お願いするわー」


普段は皿洗いなんかやったことないけど、手料理をご馳走になった手前やらないわけにいかない。
慣れない手つきで食器を割らないように慎重に洗う。
ふとリビングの方に目を向けると、テレビでクイズ番組をやっていたが、大輔はそれを見るともなくソファーにもたれて天井を見てボーッとしているようだった。


「後片付け終わりました」
「お、サンキュ。じゃ部屋行くか」
「はい」


二階の大輔の部屋は思っていたより片付いていた。
というよりも置かれてる物が少なかった。
サッカー雑誌やゲーム機の他は飾ってあるものもなく殺風景な印象だ。
2 たつ
お疲れ様っす!
十分興奮しました笑

サッカーシューズはシューズマスクみたいにされて無理矢理かがされたりザーメンぶちまけられてなめてキレイにさせられたりちん〇にかぶせられてシューズコンドームみたいにされて中だしさせられたり…笑
3 たか
サッカーソックスの内容を入れて欲しいです

どうでしょうか?