トレイ開けプロモーションビデオ撮影秘話　第三話
〜キャラが増殖！前編〜

カメラマン・サンチョ「今日は凄いですねえ…」
サンチョ「アベル王が４人。」
サンチョ「ビアンカ様が４人。」
サンチョ「ヘンリー様が４人。合わせて１２人ですか…」

メイク・ビアンカ「こらアベル！あんたまたカジノで遊んでたんでしょ！今日はもう飯抜き！」
メイク・ビアンカ「まあまあ落ち着いて。一国を治める国王には、たまには生き抜きも必要でしょう」
脚本・アベル「「「「ごめんなさい…」」」」
ビアンカ「あんたはだまってなさい！カジノで、踊り子やバニーといちゃいちゃしていたと聞いて、だれがおちついていられるもんですか！」
照明・ヘンリー「きのうは　おたのしみでしたね」
アベル「「「「な、なにいうんだよヘンリー」」」」
メイク・ビアンカ「ちょっと……いってもいいですか……
ヘンリー「昨日のアベルの様子。」
照明・ヘンリー「アベル「うぷぷぷぷ」」
照明・ヘンリー「アベル「こ、これは…」 」
照明・ヘンリー「アベル「き、きもちいい…」」
メイク・ビアンカ「なんですって聞きましたかビアンカさん？グランバニアの国王・アベル様がオラクルベリーの踊り子と一夜を過ごしたんだそうよ〜世も末ねえ３０年前に誘拐されたマーサ様に始まりパパス様もなくなられたと聞くしグランバニアや世界が大変なときによくそんなことができるわねえ尊敬しちゃうわ〜若い人って責任感というものがないのかしらねえ聞いてよあたしもこの前ちょっとした用でポートセルミに行ったら踊り子さんの胸を覗こうとする男がいたんだわ〜しかも何人も順番待ちしているらしいわ〜もうそんな馬鹿らしいことよく考え付くわねえもう見てられないの
監督・オジロン「（編集注・長いので省略）」

下に続きます。

ヘンリー「アベルがものすごく小さくなってる…」
ヘンリー「もう泣きそうだ…」
ヘンリー「あ、泣き出した…」
ヘンリー「４人一緒に泣くのか…」
アベル「「「「もうしないから、もうしませんから許してください！」」」」
ビアンカ「アベルさんも反省しているようですし、もうそろそろ許してあげてはどうですか？」
ビアンカ「いいや駄目よ、浮気は許さないわ！これは、愛に対する冒涜だわ！あんたは貞操観念をどこへ捨てたの？」
ビアンカ「あの…言いたいことがあるんですけど……」
ビアンカ「なによ言いたいことがあるならさっさと言いなさいよそんな態度とってしおらしい女を演じて見せてもあたしは騙されないわよ〜心の底では男をたぶらかすことばっかり考えてるんじゃないのああ悪寒がする〜あそうだ悪寒といえば武器屋の旦那さん風邪を引いたんですって〜３８度の熱があるのに寒いってうわごといってるらしいわ〜直ったらお見舞いにいかなくちゃねえ何もってけばいいかしら？おみやげといえばメロンだ
オジロン「（編集注・長いので省略。携帯の人、読みにくくてすみません）」
ビアンカ「……じゃあいいますね…」
ビアンカ「アベルさんの奥さんは…フローラさんであるのでして……愛人である私達が…愛やら浮気やら言う権利はないと思うんです……」
ビアンカ「「「！！！！！」」」

アベル「「「「何とかなったかな。よく考えてみれば、フローラは今石化中だから浮気のし放題！」」」」
アベル「「バンザーイ！！」」
アベル「「バンザーイ！！」」
小道具・タバサ「お父さんは４人まったく同じ。ヘンリーさんはちょっと違うけど考えてることは一緒。ビアンカさんは４人とも全然違う…φ(￣-￣ )メモメモ」（終）