7 龍宝◆FEhv
♂ 21歳
古代七不思議A
・バビロンの架空庭園
メソポタミア地方に栄えた新バビロニア帝国の首都バビロンにあったとされる架空庭園。当時は世界最大級の都市でした。
ネブカドネザル2世の治世(紀元前605〜紀元前562)に建設されました。架空庭園という名は、何層にもなったバルコニーに植物が植えられている様が、空中からつり下げられているように見えたためついたとされます。
基部は125M四方、高さは25Mほど、五段のバルコニー状のフロアで構成されていました。建物の四方には幅6Mの階段が最上階まで続いてました。
砂漠の大庭園は毎日多くの水が必要としてました。そこで近くのユーフラテス川から汲み上げられた水が建物全体にいきわたる仕組みがあったといいます。
揚水システムの詳しいことはわかっていません。
建設のきっかけ
ネブカドネザルはメディア王国から王妃アミティスを迎えてました。メディアは山も多く自然豊かな国でしたが、バビロンは平坦で雨も少なく自然も多い訳ではなかった。そこでネブカドネザルはアミティスのために、故郷の森に似せた緑の丘を作ろうと考え、架空庭園が作られたと言います。

続く↓
(P901i/FOMA)