1 そらとびねこ

スケリグ観てきました

今日の天王洲は、風が吹きまくって凄かったです。
凍りそうでした。
でも、森山先生のスケリグは素晴らしかったです。
襤褸を纏って、ヒクヒクしながら、喋る姿にリアリティーがあって、本当にアル中で、リウマチの余命いくばくもないホームレスって感じでした。
でも、ボロを無理やり脱がされ、いきなり全裸に近い森山先生が背中にたたまれた翼を大きくひろげて(本当に翼が見えるようでした)踊りだしたので、度肝を抜かれました。
小さい劇場で、本当に間近で踊られると実際の先生より大きく大きくみえました。
先生が書かれる絵の中に、御自分が入ってしまわれたような舞台でした。
2 げみ
一幕の幕切れ、ボロを剥ぎ取られて徐々に背中が現れるあのシーンでは、
ひょっとしたら本当に羽根が現れるんじゃないかと、ちょっとぞくっとしました。
そして広げられたのは、痛々しく傷つきながらも堂々とした聖なる翼。
シンプルな舞台、シンプルな演出が、いやがおうにも観る者の想像力を掻き立てました。

多少のボディペインティングはしながらも、普段の髪型、普段の森山先生のままで
「不思議な生き物」に見えてしまう森山先生って、一体なにっ?!って思いました(笑)。

そらとびねこさんも昨日、観に行かれたんですね!
終演後の演出家のアフタートークで「森山先生とのお仕事はいかがでしたか?」
って訊いたのが僕でしたf^^;)来週お待ちしています!