1 ゆうの母

日記拝読

玲様、いつも娘がお世話になっております。
日記を楽しみにしております。

本日の日記、拝読いたしました。
私も山崎豊子の小説が好きで、
不意に涙をこぼされたという場面を思い出し、あらためて読んでみようかと思った次第です。

娘を通じて、感受性の強い玲様に読んでいただきたい作品をお知らせいたします。
ご感想をお聞かせ願えれば幸いです。

失礼いたしました。
(PC)
2 玲@恐縮です
お久しぶりです>ゆうちゃんのお母さん

そうでしたか〜。山崎豊子ファン・・・。
日ごろから、泣き上戸(父からの遺伝)とは言え、今日は参っちゃうくらい涙が出ちゃったもんで。

いや、参りました。死んで欲しくなかったので。人間ってなに?結局のところ、戦争を始めた張本人って誰?と考え込んでいる私です。

私はまだ叔父に戦争に行った人がいるけれど、段々無頓着になってゆく現実を見て、空恐ろしい。少なくとも、アメリカは何にも変わっていない。

日本は変わらなくてもいいのに、変わろうとしている、悪い方に・・としみじみしました。
掲示板をごらんの方で、読んだ方はたくさんいると思います。何か書き込んでくれるとうれしいな!
(PC)
3 nanpao
俺に似つかわしくないが、
親父が山崎豊子ファンで、「二つの祖国」は大学時代に読んだ。
かろうじて、身近に戦争に行った人がいるけれど、
今の大学生にはすでにピンと来ない世界かもしれないな。
俺達でさえ、かろうじてだけどな。
(PC)
4 nanpao
追記)
戦争というと、あのお方が・・・(爆
(PC)
5 しまでん
 「二つの祖国」は、中学生ぐらいのとき NHK のドラマで
「山河燃ゆ」というタイトルでやってたのを見てました。
 松本幸四郎が通訳の役をやっていて、ちゃんと訳そうと
まじめにやっているのに、アメリカ側に都合のいいように
変えられるのに苦しんで自殺した、とかたしかそんな
物語だった気がします。
(PC)
6 相模湖の刑
> 戦争というと、あのお方が・・・(爆

はいはい(爆)
あれは実際には、日系人の間では(少なくとも表向きには)極めて評判の悪い話ですね。その理由は「我々にとっては、祖国は米国だけであり。日本と米国、両方が祖国であるなどという事は決してない」という事です。
本心はどうか判りませんが、日系人としては、よそ者の子孫であるがゆえに、差別されているがゆえに、米国人として米国で生きていくからには、よけいに「米国への忠誠心」をアピールしようとする傾向があるのです。
逆に言うと、あの本が翻訳されて米国でヒットし、WASPから「あいつらは今でも日本を祖国と認識し、忠誠心を保持している」と思われると、日系人は困るのです。

例えば、右のような現象です>「Whaling」

- Appendix.
また、捕鯨問題は単なる絶滅危惧のある野生動物の保護だの環境保護問題ではなく、政治問題である事を知らねばなりません。
2000年の米大統領選挙時に、日系人のミネタ米商務長官がクリントン大統領に対し「日本の調査捕鯨拡大が生態系を著しく損なっていることが証明された」として、経済制裁の発動を求めた事があります。これは;
 - 大統領選挙を控え、環境保護団体やら動物愛護団体やらの支持を得るためのリップサービス

 - 「ミネタ米商務長官」は日系人、周囲の目を気にして、余計に日本に強攻姿勢を取ってみせる必要がある
(PC)
7 相模湖の刑
それと一応、これは読んでくれると嬉しいですね。
右をクリック>「私が最近、顔をしかめている事」

日華事変から大平洋戦争へ、実際には「国民の総意」で突き進んで行ったのですが、それを戦後、国民は自分の責任を棚に上げ「軍部が軍部が」と被害者面をし(GHQによる情報操作や、変節左翼の宣伝も有るが)、「国民の責任」が判らなくなってしまっています。
もっとまともな近代史の知識があれば、サッカーワールドカップでの中国市民の狼藉に対し、日本で一部のバカが「弱腰川口」とほざいていたのは「やばい、危険だ」と判るはずなのです。


圧倒的に強大で、到底勝ち目のない米国との戦争に、どうして国民の総意で突っ込んで行ったのでしょうか? それは「身の程を忘れたから」です。
右をクリック>「身の程をわきまえる事」

「天皇の戦争責任」については、右をクリック>「天皇の戦争責任 〜 歴史と法と宗教と 〜」

自虐史観については>「歴史認識と自虐史観」

こんなものある>
「武器輸出3原則 〜 国家安全保障 & 経済効果 〜」
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8 相模湖の刑
そうそう、どうしてずるずると戦争の泥沼にはまり込んでいったのか、それには「日本人の国民性」も関係しています。
以下に書いてある通りなのですが、それは最近でも「日産自動車」を見れば判る。日本人の経営陣は「このままではいけない、もっとドラスティックにリストラしなければダメだ」と頭では判っていても、できない。カルロス・ゴーンがくるまで、ズルズルと企業体力を消耗し続けたわけですが、あの戦争にズルズルはまっていったのも、それと同じです。

右をクリック>「和を以て尊しとなす:日本型組織の長所と短所」

 日本人は全体主義的
「出る杭は打たれる」と言われる通り、日本においては個を殺して公を優先する事を求められるわけですが、これは裏を返せば日本人は全体主義的であるという事です。戦後に大いにに歪曲されていますが、太平洋戦争直前の日本は「デモクラティック・ファシズム」とでも言うべき状況にあり、実は国民の総意として無謀な対米開戦に突き進んだ事は明らかです。
「赤信号、皆で渡れば怖くない」というギャグがありますが、実にうまく日本人の国民性を表していると思います。しかしこれを「無謀な対米戦争、皆で突き進めば怖くない」と言い換えると、その危険性は歴史の教訓として明らかです。全体主義というのは、日本人の国民性に実にうまくフィットするのです。

 日本型組織の短所
「一度決めてしまうと、軌道修正が容易でない」という点が挙げられます。日本人は「皆で決めたのだから」「お上が決めたのだから」という論理に弱い。そして内心では「おかしいのではないか」と思っても「出る杭は打たれる」という文化ゆえ、日本人はそれを先頭にたって指摘する事を控える傾向が強い。
これはつまり、組織に所属する全員が「おかしい」と思っていても、その組織としての行動を軌道修正できないという摩訶不思議な事が起こりうるのです。「軍部の誰もが勝てないと判っていて、それでも突き進んでしまった対米開戦」「文部省の個々の官僚は反対であるのに、組織全体としてあれよあれよというまに導入してしまったゆとり教育」などに日本型組織の短所が如実に現れています。
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9 相模湖の刑
> 私はまだ叔父に戦争に行った人がいるけれど、段々無頓着になってゆく現実を見て、空恐ろしい。

左翼だのチョウ日新聞だのが「国民は軍部に弾圧されていた被害者だった」「戦前の日本は、現在の北朝鮮のような物であり、天皇は金日成のような存在であった」かのような虚偽を宣伝する事も一因でしょう。
もっと「まともな近代史」の知識があれば「弱腰川口」なんて突き上げするのは「これでは日華事変当時の国民と変らない、危険だ」と判るはずなのです。3流週刊誌が政府の対応を批判し中国への敵愾心を煽り、それに一部の国民がのせられているのを見ると、心底、恐ろしい。
外交というのは「テーブルの上ではお茶を飲みながら、にこやかに歓談」。だがしか〜〜し「テーブルクロスの下では、足の踏み合い、蹴り合い」の世界です。それを「テーブルの上でも怒鳴り合え!!」などと煽ってはならんのです。それが怒鳴り合いから掴み合いへ、そして殴り合いへとエスカレートすれば「戦争」という事になります。

「日本には、敗戦によって民主主義が導入された」とういのも、大ウソ。日本は戦前から民主主義ですよ。
右をクリック>----------------------------------

国民が自分の責任を棚に上げて被害者面するための口実として「軍部による弾圧」が利用されていますが、あれは「戦時統制」の事であり、国家の存亡を掛けての総力戦の最中にはどんな国でも全体主義的になるし、言論や行動の自由が制限されるというのは世界の常識です。国民の総意で戦争へと突き進んだのなら、その結果として戦時統制が導入されても「身から出た錆」「自縄自縛」「自業自得」でしかありません。
敗色濃厚になるにつれ物資は窮乏しますが、配給制度はきちんと機能しており、日本国民は飢えてはいても、北朝鮮のように「餓死者続出」という状況ではありません。民主主義国が戦時統制によって一時的に全体主義的になっていた当時の日本と、現在の北朝鮮では全く違います。
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10 玲@仕事から帰った。
う〜む。

私も、「山河燃ゆ」は見たなり。
今回本を読んで、中井貴一って感じかな〜と思ったりもした。少なくとも、哀川翔ではない。

さて、読み終わって、色々思うところがあったので、相模湖のブログを興味深く読んだなり。

昔ね、中華街にいる日系中国人の女の子に、いちゃもんつけられて、喧嘩になった事があるんだ。相手の言っている事は所詮わからないんだ。二つの祖国をもつ気持ちなんて。
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11 相模湖の刑
> 昔ね、中華街にいる日系中国人の女の子に、いちゃもんつけられて、喧嘩になった事があるんだ。相手の言っている事は所詮わからないんだ。二つの祖国をもつ気持ちなんて。

「日本の侵略」でも言われたかな?
例えば、南京大虐殺は俺のみたとこ「20000 〜 30000」だな。日本軍が接近するに従い、夏から冬にかけて南京から脱出する人が増えて人口は減り、12月時点では 25万以下になっていたと思われる。日本軍がどんなにがんばっても、25万以下しかいないのに 30万殺せるわけはない。
国共の内戦、毛沢東の大躍進や文化大革命では恐るべき犠牲者が出ているわけだが、その数字を日本との戦争の犠牲者に付け替えしている可能性が大だな。
現在の激しい反日感情は、江沢民の導入した反日教育の賜物であり、内戦や文革の時代を実際に生き、大勢の犠牲者が出た事を知っている年輩層では、そりゃ反日感情が無いわけではないが、それほど激しい物ではないそうだ。

二つの祖国と言えば、自殺した新井(漢字、合ってるか?)議員は半島出身者であったが愛国的(日本へのね)であったな。あれも自分の出身に対するコンプレックスゆえに、現在の所属先に対し余計に忠誠を尽すパターンと思われるが、しかし結局、どちらからも本当の仲間として受入れて貰えない・・・・・ そりゃ辛いわな。

> 読み終わって、色々思うところがあったので、相模湖のブログを興味深く読んだなり。

今の日本はかなりやばいと思う。また全体主義になる可能性があると言っても、皆、笑うでしょう。実は俺自身もそう。しかし「尊王攘夷」が瞬く間に「文明開化」になると思っていた人がどれだけいたか。「鬼畜米英」と言っていたあずが、一夜にして「一億、総懺悔」となると予測できていた人がどれほどいたか

集団全体が、一つの方向に突っ走る、それもある日突然に突っ走り始める。それが日本人。
アジアで植民地にされなかったのは、英仏の緩衝地帯であったという特殊事情のあったタイを覗けば日本だけ。有色人種でありながら、列強の仲間入りを果したのも日本だけ。それは「皆で一丸となって努力する」という日本人の国民性が寄与している。しかし、突っ走る方向を間違ってしまうと、まさにレミングの集団自殺状態になってしまう。一度、それで滅んでいるだけに、恐ろしや!
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12 削除済
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>また全体主義になる可能性があると言っても、皆、笑うでしょう。

いや、笑わない。日本人ってそういう傾向があると常日頃思っているから。

音楽家やってて思うのは、日本人って芸術に対してであっても、「自分」ってもんが無いよね。常に大事なのは、周りの人と同じかどうか、同じ価値観かどうか・・ってことのような気がする。

周りが「良い」と言えば、「良い」というしね。音楽家にとって非常にむなしい国だよね。

しっかり、自分で考えて、自分で判断できる人間にならんといかんと思うよ。要するに、日本って、自分で判断できない人間を作る教育なわけだから、難しいよね。
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ちょっと、相模湖の言わんとしていることからはずれちゃってるけどさ。
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15 相模湖の刑
> ちょっと、相模湖の言わんとしていることからはずれちゃってる

いや、つまりは国民性としてそうゆう傾向がある、という事。
敗戦直後、日本の GNPはフィリピン以下にまで落込んでいたのだが、それがたちまち世界No.2。これはレミングの集団が「経済成長」に向って突っ走った結果であるな。良い方向に突っ走る分には良いのだが、問題は海に向ってしまった場合よ。以下に書いてある通りであるな。
「武器輸出3原則 〜 国家安全保障 & 経済効果 〜」
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経団連の提言に対し、自民党ハト派代表の河野洋平衆院議長が「もっと(武器類を)輸出できるように、との提言は看過できない。平和国家日本に相応しくない」として反対論をぶち上げましたが「平和な世界を空想したり声に出して主張するだけで現実する。軍事について考えたり口にするのも汚らわしい」というナイーブで非現実的な「平和真理教徒の白昼夢」の世界がそこにはあります。
日本では戦争やら軍隊などから目をそらし、まじめに考えたりしない事が平和をもたらすと勘違いし、「憲法改正 = 軍国主義化」と短絡する人が大勢いる事が問題です。
軍事は専門的知識が必要な分野であり、かつ「武力」という国家を蹂躙するに足る牙を持つ組織が暴走しないようコントロールする為の文民統制なのですから、本当は文民にこそ知識が必要なのであり、そして文民統制のためには憲法改正を含めて法整備し、軍隊という組織を雁字搦めにする事が不可欠なのです。


戦後、日本では「戦争やら軍隊などから目をそらし、まじめに考えたりしない事が平和をもたらすと勘違いしている輩」がはびこっている事は本当に問題です。
なぜなら、これまでまともに考えた事がないので、軍事の国家安全保障の知識が無い。知識が無いという事は「再び軍部が暴走しないようにするには、どんな対策が必要か」を考える事ができないからです。仮に保守化右傾化が一気に進んだらと思うと・・・・・・・これは恐ろしい。
(PC)
16 相模湖の刑
「軍事問題から目をそらし、まじめに考えたりしない事が平和につながる」「軍事など、考えるのもけがらわしい」などと思っている人は、洗脳され反対側に転んだ時が恐い。
当時、世界で一番民主的と言われていたドイツのワイマール共和国が、たちまちナチス一色になってしまったようにです。

「国民性」とは別に、法的な面からどうして軍部が暴走していったのか。
それは大日本帝国憲法は、詳しくは右に書いてある通りだが、有事法制に欠陥があるからです>「天皇の戦争責任 〜 歴史と法と宗教と 〜」

模範としたドイツ帝国憲法において、政治は「皇帝ウィルヘルム1世は鉄血宰相ビスマルクに一任」、そして軍事については「ビスマルクはモルトケに作戦指揮を一任し、モルトケは政治には口出ししない」という文民統制のお手本のような関係を大前提としていました。ビスマルクとモルトケが健在である限り、文民統制について成文法にする必要が無かったのです。
しかし両者とも現役を退いた後、第1次世界大戦における敗北によってその欠陥は露になります。日本の場合、少し遅れて太平洋戦争における敗北で露になったという事です。

ところで・・・・・・・・・・・
法律的な部分については玲さんの方が圧倒的に詳しいとおもうが、片田舎の小国であったプロシャがドイツ帝国へと成長するに際し、オーストリアを蹴落とした普墺戦争における、モルトケの作戦指揮、例えば天王山と言える1866年7/3日の「ケーニヒグレーツの戦い」とかの話なら俺の方が詳しいと思うんだけど、聞きたい??
(って、聞きたいわけないか(トホホホ))
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・・・・・・・あんまり聞きたくない。(爆

これまでの人も、日本って何でこうなんだろう・・・って憂いている割には変わらん国だね。

子供の頃に聞いた、「明日のニュース」というフォークソングがあるんだけど、40年近く前の若者が、皮肉たっぷりに歌っているこのフォーク、結局今も、その皮肉は皮肉のまま通用している。

哀しい。
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18 相模湖の刑
いつまでも場違いな話をしていてもしょうがないし、以下のようにまとめました。

右をクリック>「憲法改正」「平和真理教徒」「歴史の教訓」「文民統制」「国民性」

左翼だのチョウ日新聞の「国民は軍部に弾圧されていた被害者だった」「戦前の日本は現在の北朝鮮、天皇は金日成のような存在であった」かのような虚偽を宣伝にまんまとのせられ、「平和な世界を空想したり声に出して主張するだけで現実する。軍事について考えたり口にするのも汚らわしい」と思っているナイーブで非現実的な「平和真理教徒」におきましては、「国民自身の責任を隠蔽する事によって歴史から教訓を得る機会を喪失させ、またしても日本を誤った方向に誘導している」と責任を痛感して頂きたい。


右を御参考>「国家元首(天皇)と憲法」
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19 通りすがり
>「明日のニュース」
検索してみたらこんなのが出てきたんだけど……今世紀になってからのグループみたいだから玲さんが歌っているのと同じ曲をカヴァーしてるのかな?
(PC)
20 通りすがり
……作詞者のプロフィール見たらどうやら違うのかも……A^^;
(PC)
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リンク見た!

もしかしたらおんなじ曲??
とも思ったけど、どうなのかしら。

同じであっても、こういう曲を歌ってくれる
人たちがいれば良いのにと思うけど、違うみたいだ・・・。

やっぱ、あたしが歌い続けないとか??
(PC)