―紅海―

過去ログ337 2015/5/31 2:44

>ファル・イデア・フォン・グレン
…なら、お前に任せるよ。俺は与えられる側だからな
(そんな訳ないと断言されてしまえば一瞬は茫然と相手を見て止まったが、可笑しそうにフッと笑みを浮かべて)
…まぁ、それくらいなら…
(触るくらいなら良いと渋々といった様子で答えると長く息を吐き、目を閉じて集中を始め)
我が身に刻まれしは光より出でし闇の力
晋く虚空を伝いし言霊は悠久の眠りを呼び覚まし
深淵に揺蕩う戒め解き放つ

無音の魂滅招きし混沌の衝裂
其の力 我が身と成りて
赤誠の刃となり滅びの道を歩まん

六封方陣 六の五限定解除
(ゆったりとした口調で響く様な低い声で詠唱していくと、風が周囲を舞って身を中心とした地上に巨大で複雑な魔方陣が赤光を帯びて浮かび上がり。唱え終えて魔方陣が硝子の様に砕け散ると同時に髪が腰の辺りまで伸び、魔力も解放され周囲に影響を与える前に極力抑え込むと息を一つ吐いて)
5/31 2:44

>セリシアーシャ
そんなわけないだろう?ファルに与えられるものも、感情も…今の私にとって、無くてはならないものだ。
(負担に、と聞けば心外だとばかりに大きく首を横に振って否定の意思を示し。)
…触れるくらいは、してみたいかもしれん。
(念押しされれば、本当に見るだけにされかねない勢いにに、その姿を見て触れられないのは嫌だと、考え直せばそう告げて。)
5/31 2:29

>ファル・イデア・フォン・グレン
…あぁ、まぁ…お前の負担にならないなら…
(短く紡がれた言葉だが、側にと言われてしまえば弱く、己も望むものなので拒む理由もなく。だが甘えてばかりもいけないと、頬を指で掻きながら控えめに述べて)
違う姿って…。……髪をいじったり、しないな?
(一歩引いたが、また更に少し距離を取りながら髪を結いたいとか弄らない事を念を押して)
5/31 2:09

>セリシアーシャ
義務など……私は…ファルの側に居られるのなら…。
(俯いていた顔を俄に上げれば視線だけを相手へと移し。彼との時間を作るための口実であれど、義務になどなり得ない。そしてなにより、義務などと思うこと自体があり得ないのだと思いつつも、そんな風にハッキリと言い切ることがどこか気恥ずかしく呟くに留めて。)
ふふ、そう嫌がるな。どうせ結わせろと言ったところで嫌がることくらい、私にも分かる。時には、普段と違う姿も見たい、それだけだ。
(彼が嫌がることは想定内で。見るくらいはタダのはずだと、笑みを浮かべたまま俄に首を傾けて。)
5/31 1:48

>ファル・イデア・フォン・グレン
え……いや、必要というか…そういう事は考えなくていい。義務的になるのは嫌だからな…
(思わぬ申し出に目を瞬せて相手を見やるが、そういう事でするのは嫌だからと視線を逸らして)
…だから嫌だったんだ…
(興味津々といった様子に雰囲気が変わった相手を見れば、やはり食い付いてきたと僅かに表情を引きつかせつつ一歩引いて)
5/31 1:32

>セリシアーシャ
…それなら…その…定期的に必要ということか?
(それで調子が良くなるということは、逆に溜め込めば調子が悪くなるのではという考えに行き着いて。それはそれで困るし、ならばやはりと行き着く答えを声を控えめに問うて。)
ふむ。それは興味深いな。是非とも見てみたいものだ。
(ここまでくれば騙されるわけがなく、良いことを知ったとばかりに目を輝かせながら楽しそうに笑みを浮かべて。)
5/31 1:08

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