―虚実の街―

過去ログ341 2016/11/12 18:16

>ラディアンテ
あら、一緒に来ようと思ったのに…
どうりで、何もいない訳だわ。

(目の前に着地した彼女を見上げるも、あと一人かと表情一つ変えぬまま大人しい反応をして。彼女から匂う血の匂いで、退屈な理由を知れば噴水から立ち上がり)

さっき来たばかりよ。
クロエ兄さんはまだかしら。

(軽く伸びをしつつ彼女へと歩み寄ればお約束と言わんばかりに彼女の触腕をふにふにと弄るべく右手を伸ばした)>テュエラ

【此方こそ、宜しくお願いします!】
11/12 18:16

>テュエラ・オルテンシア
入室
(昔は人が住んでいたのだろうか廃墟の街並みに、恐らくは憩いの場であっただろう噴水を中心とした広場がある。その周囲の建物の屋根の上から退屈そうに噴水の縁に腰掛ける彼女を見下ろす。もうそろそろ予定の時間かと時計を確認しては、乗っていた屋根を打ち崩す勢いで触腕を跳ねさせて飛び上がり、彼女の眼前に着地した)

はぁい♪
ちょっと待たせちゃったかしら?

(と、彼女へ笑いかけるその姿は少々血に塗れている。一緒に住んでいるのに共立って来なかった理由は周囲に湧いた魔物を軽く掃討していたからだった。これで数時間はこの場に魔物が近付く事は無いだろう。)

【お待たせいたしましたー。今夜もよろしくお願いしますね。】

>クー
11/12 17:54

>ラディアンテ
入室
(約束の場所はこの時が止まったかのような静かな街。誰一人として気配も感じられない街の広場にて一人、少女が今は動きの無い噴水の縁に腰を下ろしていた。青黒い太刀を側に立て掛けて、ぼーっとしている彼女は魔物すら出ない静寂に浸り退屈そうにしていた)

………緊張するわね…。

【お先に待機させて頂きますね!】
11/12 17:25

>セリシアーシャ
退室
伝わった…?まさか、な。
(逃げ去る姿を見つめれば目を丸くしたものの余計な殺生は避けられたと深く息を吐き出しながら、刀を鞘に収め。再び小さく息を吐き出すとこれ以上は魔の物が多いこの場所は己には不利な場所だと、進むことを断念し。)
今夜はこれが限界か…。
(呟くとそれ以上進むことはせず、今まで来たを戻っていって…。)
12/23 1:28

>セリシアーシャ
(群れの目の前へと移動すれば獣のテリトリーに入ったも同然。己を獲物と認識したそれらが襲いかかろうとする刹那、白い刃は風を纏い、それを上から下へと振り下ろす。空を切ったそれはその剣綫上に真空波が発生し真っ直ぐに獣たちへと襲いかかる。薄く道筋ができたものの、それを獣たちは認識できないようで次々に血飛沫とともに倒れていく。何が起こっているのか分からない、残った数頭は明らかに警戒を強めながら後ずさっており。)
さて、死にたくなければ行け。無駄に殺したくはない。
(無駄に殺める気はない、その言葉を理解したかのように生き残った獣たちは弱々しい鳴き声とともに体の向きを変えて逃げていき。)
12/23 1:18

>セリシアーシャ
(こちらへと向かってくる獣へ、タン、と踏み出せばまるでステップでも踏むかのような軽やかな足取りと、速さをもって攻撃を交わしつつその刹那に首や脇へと刃を突き刺して。二体目を倒した辺りで空いたもう片方の手に黒い刀をしっかりと握ると、振り返った方向には隙を狙っていたのか牙を向ける獣の姿。しかしそれを読み切っていたかのように黒い刃はその獣の大きく開いた口めがけて差し込まれると力一杯振り切って。血が飛び散る中、それよりも早く駆け抜ければ返り血を浴びることもなく、更に群れへと突っ込んで。)
12/23 0:59

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