−Parfum 宮殿−

過去ログ281 2015/8/11 1:24

>夕月
置きレス
ほんに、良ぉ言うてもらいすぎるんも照れてしもてあきまへんなぁ。…それ以上に嬉しゅうて、気張ってまいます。うちの…うちだけの言葉。わからんかったら遠慮無く訊いておくれやす。(思わぬ言葉についにやけてしまう頬を隠す意味も兼ねてそこに手のひらを添え悩ましげに眉を寄せて小さく吐息を零してはみせるものの機嫌好く揺れる尾はどうにも誤魔化せず。気合いが入るあまり独特な単語が増えればそれだけ相手にも負担をかけるだろうと、それでも口調を改める気が無い以上はせめて気軽に尋ねてもらえるように付け足して。相手の不意を衝けたことで満足そうに双眸を細めたのも束の間、此方の種族を言い当てた上での提案は己が真名に抱く思いまで把握していることを窺わせ、降参だとばかりに大仰に肩を竦め尻尾も勢いを失って垂れ下がりはしているが口元に浮かぶ笑みは清々しく)おべんちゃらは好かん質やさかい。…やあん、いけずなお人やこと。あんさんの方が一枚上手どしたなぁ。
8/11 1:24

>闇夜桜
置きレス
…嘘なのでしょうか。例え正と違っていたとしてもそれは貴女の言葉でしょう?不思議と耳に馴染む響きだなと…まあ、あまり絶賛すると話しづらくなってしまいますね。(喜の感情を目の当たりにすれば初対面と言えども親しみ易さが生まれよう。どういたしましてと短く言葉を返した後、緩やかでも誇らしげに都の言葉つきを語るのには口許にあった扇子を下げ悩む様に首を傾げて、一間置き己の思うままを告げてみるも声音に意識を向けているのが分かっては相手もやりづらいだろうと途中で話を区切り。次いで無意識に発した呟きはあっさり捕らわれ、更には楽にと先手を討たれてしまえば瞠目し、それが直ぐに影を潜めるとゆっくりと首を横に振り少し意地の悪い提案を口にして)ふふ、褒めても何も出ませんよ。…、さすがは狐さん、ですが特別気を張っているつもりもないのです。もしそれでもと仰って頂けるのならば、貴女が真の名を教えてくれた時に…妖、ですよね?
8/10 21:05

>夕月
置きレス
そない言うてくれはるなら嬉しおす。へぇ、せやけどもう遠い昔に教えてもろたきり…嘘ばっかりかも知れまへん。(要らぬお節介も受け入れて貰えるならば今度は何を勧めようかと、意識は既に次へと向かい喜色も露に。己の使う言葉の話題になると何処か誇るようにゆったり頷いて肯定し、くすりと控え目な笑みを溢しつつ白状して軽く肩を落として見せ。狐の聴覚をもって難なく拾い上げた声が紡ぐのは己が抱いていた思いに等しく、瞳を丸めて瞬間言葉に詰まるも直ぐに思いの外高い位置にある黒い瞳を上目で見上げると嫌味のない口調で。しかし言葉自体は勿論、言葉遣いが崩れたように感じられることの方により興味を示して口の端を持ち上げ)…すらりと背ぇが高うて、かっこよろしなぁ。気張らんでも構しまへんえ。楽に話しとくれやす。
8/10 18:43

>闇夜桜
置きレス
いえいえ、こんな成りでも和国の知識は殆どありませんし、他者に何かを見立てて頂く事もそう無いもので…有難いですよ。…ああ、その変わった言葉遣いもまた住んでいた地域特有のものなのでしょうか?(黒髪黒眼の容姿は東国生まれと勘違いされる場面も多く、しかし己の持てる知識は書物や他人から見聞きしたもので。歩き出した事で離れた後方の日傘を目線流して見やれば感謝の意を示し、そして言葉からやはり遠方の出身者であると確信しては心地好い響きを紡ぐ口調について尋ねてみて。遠巻きに見た凛とした立ち姿からだろうか、程なく相手の正面までやって来てみれば存外小さい。扇子で口許を隠し思わず落としてしまった言葉はとても微かであったが、狐に属する相手にはそれも無意味だろう)……小さい、な。
8/10 1:33

>夕月
置きレス
おおきにさんどす。和服、しかも男ん人はなかなかおへんよって、つい我が儘言うてしもたけど…その機会に恵まれること、楽しみにしとります。(色好い返事に柔く笑んで感謝を紡ぎ、腕を引き戻して再度畳んだ傘は瞬きの合間に蛇の目から桜へと本来の姿を取り戻し。微かに声のトーンを落としてしおらしいことを言ってはみせるものの楽しみが増えたことで上向く機嫌の方が強く瞳に表れて。縮む距離に抵抗を覚えることがないのは相手の纏う空気のせいなのか、長く身を置いていた東国に思いを馳せて小首を傾げつつのんびりと揺れる尾も警戒心を抱いていないが故のもので)こないに綺麗な響き、変えてしまうんは勿体無い。そう思うんはうちの住んどった国特有の感性なんやろか。
8/9 20:36

>闇夜桜
置きレス
畏まりました、検討しましょう。この様な機会に巡り会えるのならば浴衣に袖を通してみるのも悪くありませんしねぇ…晩夏の頃に、また(麗しい佇まいに幼さが宿る、それをしっかりと視界に納めたならばクスリと小さく笑いを溢し、軽い会釈と同時に承諾する言葉こそ丁寧であるものの意図せず築いた隔たりは知らず緩やかなものへと。天井を仰ぐことはないが相手の仕草から察して微笑そのままに僅か眉根を寄せた後、静かな水の音と鳥の囀りに混ざって小さく地面を擦る足音を立て、叶うならば相手との距離を縮めてみようか)おや、名を褒められたのは初めてかもしれません。貴女の事はそのまま…狐さん、と呼ばせて頂きましょう。私の事も好きにお呼び下さいね。
8/9 16:37

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