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過去ログ195 2016/6/6 23:30

>クライヴ・コールマン
置きレス
…そうでしたか。

(恐らく、彼女は先程の力を行使するのに余計な力みや熟考の必要が無く、それこそ息をするが如く自然に行えるのだろう。イメージとしては何と無く心には残ったものの、根本的な知識や感覚が無い以上、これ以上の共感は難しいようだ。
返事にも一先ず追求は置いておき、歩き出した相手に歩調を合わせ、目的の棚までは通り過ぎる本たちを横目に着いて行く。)

…ん?

(やがてこの辺りだとする本棚の前に来れば、ざっと全体を捉える。すると、下から3段目の並び。直ぐに目に付くような原色であしらわれた表紙の本が視界に入ると、何とはなしにタイトルも碌に見ず手に取ってしまい。そうして改めて見たそのタイトルにはほうじゅつとまじゅつのおはなし≠ニ見出しに良い子の≠ニも付きそうな、低年齢層向けの本であった。一瞬、拍子抜けに双眸を瞬く。そしてもう一度、本を抜き出した場所の近辺を見直せば、関連性のある小難しいそうなタイトルの本もしっかりと収まっている。)



(ジャンルとしては間違っていないのか。素に戻る表情。どちらにしても折角手に取ったのだからと構わず表紙を捲り出し、内容を確認し)
6/6 23:30

>ラディアンテ
置きレス
(伸ばしていた右手は本に触れて表紙を軽く撫でる。見せたは良いものの何と説明するべきか本を左腕で抱え直し、空いた右手を己の顎に添え思考巡らせる)

どうするって……んー、空間との干渉は門を開くイメージ。渦を意識しながら魔力を込める…というか。
創造でもなければ置換でもない…貴方が見たのは、召喚に近いものかしら。

(実際に自身が見ても理解出来ないだろうが、思うことをそのまま彼に伝えてみる。呟くような、小さな声色で言葉に出しきると踵を返しゆっくりとした足取りで歩みを進め、本棚へと少しずつ視線を泳がせていき魔術に関する本を探し始める)

確かこの辺りが魔術関連の……あるかはわからないけれど、ね。
6/5 19:36

>クライヴ・コールマン
置きレス
(何を見せてくれるのだろう。徐に腕を横へ伸ばした相手。自然と注目する視線が向かう中、何も無かった彼女の指先の空間に異変が生じるのを感じ)

ーー水の匂い?

(スンと反応する嗅覚に続き、耳を澄まし眼を凝らす。次第に水の渦が生まれると、中から出てきたのは物々しい様をした何かの柄の部分だ。それは最後まで見る事は叶わなかったが、今の男には十分だった。やがて空気は元のインクと紙や埃の匂いに充たされた空間に落ち着いて行き)

あの渦、どうやって出したのですか?
いや…その前に、あのような力を呼称するものはあるのですか?

(一言で片付けられる言葉が有れば、それが題名となって検索が容易になるのではと問い掛けて)
6/5 16:20

>ラディアンテ
置きレス
(まだこの世界へ流れ着いてからそれほど経っていないが故に元いた世界の事しかあまりわかっていない。だからこそ討伐の依頼の為にこの魔物図鑑を探しに来ていたのだが、彼から聞くものには自身の能力に似たような物かと思い、一度辺りを見回して他の者が居ないかを確認してから右手を水平に真横へ伸ばし)

成る程…少し違うと思うけど、こんな感じかしら。ちょっとだけ、見せてあげる。
ーーー……シュトルーデル…。

(伸ばした手の指先に集中し目を閉じる事数秒後、ぽつりと呟くと同時に小さな闇と水が混ざったような禍々しい渦が虚空に現れ、その中から太刀のような大きな柄が少しずつ出てくる。が、それは濡れており雫を垂らしてしまう為柄が見えきった所で押し戻した。倉庫のような空間を生み出しているのだが端から見れば渦の水が太刀を生み出しているようにも見えるだろうか)

本が濡れちゃうと大変だもの、これだけ。
私の場合は倉庫から引っ張り出すようなものだから、水が武器になった訳ではないけれど。
……本、探してみる?
6/5 13:19

>クライヴ・コールマン
置きレス
(手伝おうと言う言葉に改めて相手を見据え、不躾ながらその容貌を改める。
見た目に反した大人びた対応はやはり、人外に人間の物差しは通用しないと再認識させた。それで何でも屋と言うのだ、知識も豊富なのだろうかと憶測が過る)

ありがとう御座います。ですが、アレをどう表現すれば…
例えば、何もない所から炎や雷が現れ武器と為す。ーー奇跡の力と称しますか、アレは何なのだろうと思いまして

(装置的な機器がある訳ではない。ある者は不思議な言葉を紡ぎ、発生させていたと思う。そんな何時しかの光景が思い返されれば、上手く説明のつかない男には、見た儘にしか表現する事しか出来なかった。
それには悩しさが増し、双眸を閉じさせる。眉間に寄せた皺が物語るのは新たな表現方法の模索である。これでどうにかヒントになれば御の字。でなければ又、翌々考えるのみで)
6/5 2:44

>ラディアンテ
置きレス
有り難う。
そのようね…貴方も何かお探し?

(少女にしては重そうにも見える抱えていた本を軽々と左手で支え、右手で表紙を捲ってみる。見ていたのは目次で、自分の求める情報が載っていそうだったのか自然と口元に弧が描かれ、満足してかパタンと閉じた)

取ってくれたお礼に、探し物なら手伝ってあげる。
私は何でも屋さんを営んでいるの。

(彼の仕草、表情から彼の探している本はこの本棚には無いのだろうと推測し、目的の本が見付かった自身は彼を手伝うつもりで。うっすらと笑みを浮かべたまま、彼の返事を待ち)

背がお高いと、低い所の本は探し辛いでしょう?
6/4 19:13

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