あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板

過去ログ389 2008/9/19 23:36

◆pochidabwoo◆VhHW
埼玉
「ジタバタ」と「やかましい」大臣
前回、奇しくも文末に「沈黙の太田農水大臣と〜」と書いたら、やっとテレビジョンに登場、何を言うのかと思いきや、今度は「辞任する」と言い出した。このドタバタの大臣には、次の点で呆れる。
すでにマスゴミでさえ「あと数日間の任期なのに、何をいまさら」と言い、「『農水省としての責任云々〜』と大臣は言うが、辞任が責任か」と、明け透けに高い評価を与えて憚らない。その通りである。
そんなことは小学生にさえ、いや、それでは小学生に失礼だ。この入れ歯が外れてしまいそうな浮ついた芝居を「よし」とするのは、自民党と国家・国体を信心の対象にしている盲目的信者(太田氏地盤地域の今でもまだ「先生を信じています」などという方々)くらいのものなのではなかろうか。
ただ、ただしだ、一つだけ太田大臣は会見で良いことを言った。「結果責任」。この一言は良かった。
今日、自らの政治姿勢を鮮明にするのに、また、その政治家の思想とか哲学とかを寸尺するのに、「結果責任」というファクターは有効なファクターの一つではないかと思える。
いくつかの例をあげれば、この不安感充満の社会になった「結果責任」、働いても衣食住に不足のある労働者が存在する「結果責任」、300万人を超える「生活保護世帯」に至った「結果責任」、年間自殺者三万人超がもやは「普通」に至った「結果責任」、武器を持たず支援するものが命を落とし、後方で武器に囲まれて「国際貢献」などと言って平然としていることの「結果責任」、大海の向こうの国のカジノ的経済破綻で戦々恐々としなければならないことの「結果責任」。
大臣と事務次官は、いったい何で辞めたのだ。人間の行動には動機が必要だが、私には、この二人の実に「テキトー」な感覚らしきものしか感じられず、何で辞めたのか、さっぱり判らない。
前大臣はまったく平気な顔 で次の選挙に出馬し、ほとんど目がうつろな「信者」が、盲目的に「キヨキ1ピョウ」を投じるのだろう。もちろん、それが「閉塞した社会」を作る源だとは考えが及ばずに、である。
2008/9/19(金)23:36

◆pochidabwoo◆VhHW
埼玉
新自由主義と表裏一体の「貧困」は
ひどく痛快の一言を耳にしました。それは日本共産党創立86周年記念講演ダイジェストのDVDの中での志位和夫委員長の言葉。
「資本主義に地球管理能力はあるか」
オー何とスケールの大きいことでありましょう。それは、このニッポンで起きていることや、世界の出来事をどのような視点で捉えているかという表明といえる言葉でしょう。ニッポン国内の旧態依然とした政党と、そこから痴話げんか的に「お別れ」して寄り集まった政党の党首選びの「曖昧な言葉」と次元がおよそ違うと言えます。

「地球管理能力」。時あたかも、「我は世界の平和と民主主義の象徴」と自画自賛しているアメリカの、大手証券会社がガラガラと自壊しいく様を見るに、刺激的に視座を提示する言葉と私は捉えています。
「“サブプライムローン問題”は単なる金融の話ではなく、過激な市場原理が経済的“弱者”を食いものにした“貧困ビジネス”だ。」と書いているのは『ルポ貧困大国アメリカ』の著者、堤未果氏で、その言葉は生活困窮者支援のNPO〈もやい〉の湯浅誠氏が生み出した言葉だと紹介されています。
もはや、没落段階に入ったといっても過言とは思えないアメリカに従属し、「支配されたい」という発想から抜け出す思考のない政党に日本を任せるのは、「投げやり」の発想以外の何者でもないと思えるのです。沈みゆく船「アメリカ」から早く脱出しないと、今でさえびっくりする額のアメリカ国債を懐に抱え込んでいるニッポンは、それこそ道連れで、「借金苦自殺」に追い込まれてしまう。
もちろん、その原因を戦後一貫して営々と作り上げてきた自民党や第二自民党の諸氏が、責任を感じて「割腹自殺」するなどということはありません。殺されるのは、国内の自己責任でもなく「プアー」にさせられている人や、今は「家持ち」であっても住宅ローンの返済にアップあっぷしている、次の貧困層でしょう。事実アメリカで起きているのは、「家持ち」からフードスタンプ暮らしへの転落なのです。
前出著書の一節―「国内の所得格差を拡大させている市場原理主義は、中間層を消滅させ、下層に転落した人々が社会の底辺から這い上がれないという仕組み…」。
私はそんな社会や、結果的にそうした施政を行なう政党を選択することはしない。

ところで、沈黙の太田農水大臣と神奈川の小泉晋三氏はどうしているのだろうか。
2008/9/17(水)18:43

◆pochidabwoo◆VhHW
埼玉
「職場放棄」と「世襲」に…01
こちら関東ローカルのラジオ番組に大橋巨泉氏が出演し発言、番組のメインは爆笑問題。
三氏による時事放談で巨泉氏は、過去、民主党議員となり、半年ほどで議員辞職した自らに触れ「断腸の思いで辞めた」と説明した。「巨泉氏が辞めるそうですが、何か感想を」と記者に問われた当時の自民党幹事長は「まぁ〜、職場放棄、ということじゃないですかね」と言ってのけたことを「にがにがしく」思っているようで、巨泉氏はVTRにとってあるそうだ。
あの時も今回も、巨泉氏の言う「断腸の思い」が私にはよく伝わらなかった。「職場放棄」と評した時の幹事長とは、福田康夫現首相。目くそ鼻くそをなじる、てなところでしょうか。

巨泉氏の弁舌は続き、「議会がねじれているのは何もニッポンだけじゃない」し、「二度も“勝手な辞任”を許し、反省も示さない無責任な政党に、“麻生だ小池だ石原だ”とはしゃいで、政権を託す日本の国民は馬鹿だ」とし、「ニッポンに民主主義は根付いていない」と断罪、「自民党ではなく政権交代を」とし「二大政党論」に回帰した。それに太田光氏が「自民も民主も同じでしょ」とつっこみ、「政党で選ぶのではなく、結局は個人を選ぶということにならざるをえないんじゃないか」と言うと、今度は巨泉氏が「それじゃ“世襲”になっちゃう」と返した。そういえば確かに“世襲”だ。ここで両氏の話は壁にぶち当たり、行き場を見失ってしまう。

国民の心境のある部分を現している発言であると思えますが、しかしですよ、民主主義を根付かせたいと思うのなら、今こそ〈民主主義への体験的勉強〉をすべきではないかと考えるのですが、どうでしょう。少なくない国が少数政党の連立で政権を担っているのが世界の現実、「すべてはねじれているから」などと言い訳をしている政党や、二院で多数を獲ることで結局は第二集団にならざるをえない政党にお任せするのは、〈民主主義への体験的勉強〉の単なる先延ばしではないでしょうか。

巨泉氏のいうごとく総裁選は茶番です。そんな総裁選でカッカッしているのは、よほどの間抜け様でありましょう。政権担当能力のない自民党の首が「誰がなってもいっしょ」というのは、TORAZOさんの指摘のとおりです。問題は確実にやってくる総選挙。総裁選はその事前PR作戦。総裁選を見てしらけ、私のいう「投げやり人」が増えるのは甚だ困る。
2008/9/15(月)17:56

◆pochidabwoo◆VhHW
埼玉
「職場放棄」と「世襲」に…02
アザブ吉田タロウさんを選択することは、赤字国債が増え消費税10%を確実にすること、後期高齢者医療制度が廃止されないこと、日本がアメリカ支配から抜けないこと=低賃金のワーキングプアが減らないことについて「それでいいですよ」というのと同義。
小沢一郎氏への委託は、霞ヶ関官僚と財界支配の政治になること、ISAFに参加し、アフガンで民間人を殺戮することについて「それでいいですよ」というのと同義だと言えましょう。

〈民主主義への体験的勉強〉は、大多数政党を作らないことから始まるように私には思えます。自・公政権が示すように多数は安定を意味しない。今回出馬の日本共産党議員が全員当選しても、大多数にはならない。「共産党が増えると独裁になる」、だったら国民がそれを止めればいい。そうした自覚のなさが「投げやり」根性なのです。このニッポンが、特異な独裁「一億火の玉」になった時の最大の広告塔は「天皇」。共産党と「天皇」がどれだけ相容れないかは、反共思考の方ならお判りでしょ。だから「独裁」なんてありえねぇー。
むしろ、二大政党なれ合いの国会に緊張感が走り、議論が活性化することはほぼ間違いない。自民党の諸氏も口先だけでは済まず、よい〈体験的勉強〉ができるでしょうし、それは「寄せ集め」との揶揄に耐えられるような基本理念を要求されるという点で、第二自民党をより第二自民党へと促す。
遊びの海外視察は大幅減少、公共事業に対しては厳しい質問が霞が関官僚に向けられ、「手を付けたからやっちゃいましょう」という無駄使いも大幅に削減されるでしょう。本当の無駄を追及するには、無駄金を回り巡ってポッポッに入れている議員や政党には、土台無理な話。

私は、「同じ」者を選んで結果的に「同じ」なって文句を付けるのは子どもの発想、と書きましたが、二大政党などという次元で捉えずに、可能たらしめる条件を満たす政党か否かで判断して、その政党の議員を増やすべきと思います。
第二自民党は先日、大層なパーティーを開催、一晩で大金を手中にしたとか。「今月はきついは」などとぼやいている方々から想像できない値段のパー券のはずです、きっと。

私は「塩入りコーヒー」もいらないし、名主に「支配され」たくもない。
〈民主主義への体験的勉強〉は一朝一夕に結果はでないでしょう。けれど、それが次世代への貢献と考えております。
2008/9/15(月)17:55

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