衣服・雑貨店

−『Modisch』−
手ごろのカジュアル服から高級な服、雑貨を数多く扱う店
セリシアーシャ
ふむ。確かにシャーサの髪は滑りが良さそうだな。
(美しい、光沢のある髪は賞賛に値すると一人納得し、しかして彼女の残念そうな表情を見れば次の手だとばかりに笑みを浮かべて。)
案ずるな。カチューシャで代用できる。
(手にしたのは耳元辺りに花のついたカチューシャで。コサージュを取れば、少女の頭にそれを着けようとして。)
ラクシャーサ
うん
(言われるとカーテンから手を離しゴソゴソとブラウス出して、大人しくコサージュ付けてもらえばくすぐったさを堪えるようなはにかんだ笑み浮かべ)
…そうだね…ミニスカートだけどそんなに露出はないし…慣れてきたら足元も気にならないかも…
(着てみた感想口にして微笑む、だが、ちょっと残念そうな顔をするとぽつんと付け足し)
…でも髪は…気が付くと落ちてきちゃうんだ…
セリシアーシャ
(更に店内を歩き回っていたのかその手には数枚の洋服があり。少女が出てくれば、その横髪にコサージュを飾ろうとしながら)
スカートから出すと良い。そうすれば、カジュアルめに着れて、あまり抵抗もないだろう?
(好きに着せながらも、彼女のいつもの服装も考慮したつもりではあるのだが、果たしてどうであるかは、少女のみぞ知るところだ。)
ラクシャーサ
あ、うん
(言われるままベストとブラウスを受け取り試着室へ戻ると)
…あ…ちゃんと女の子に見える…
(着てみて言うとおりに髪を下ろした所で思わず呟き)
…あ、セリス…ブラウスは出した方が良いの?
(思わずスカートにしまってから、ふと訊ねながらもう一度顔を出し)
セリシアーシャ
【ブラウス→Tシャツの間違いです;】
セリシアーシャ
ああ、やはりよく似合う。だが…そうだな、髪はおろした方が良い。それから、上にはこれを合わせると良いのではないか?
(いつもまとめてしまいがちな髪。せっかく綺麗なのだから、常々おろさせたいと思っていたらしく、そう言えば今度は先ほど持ってきたブラウスとベストを差し出して。)