衣服・雑貨店

−『Modisch』−
手ごろのカジュアル服から高級な服、雑貨を数多く扱う店
セリシアーシャ
それは、自分で着て確かめるといい。
(答えを求める視線にニッコリと笑み浮かべれば、クイクイと少女の背を押して試着室に入れようとして。)
ファルだ。…ファル・イデア・フォン・グレン。
(もう言ってあったもの、あるいは知っているものだと思っていたが故に、少女の言葉に目を瞬かせたが、隠す必要もなしと微笑浮かべれば、彼の人の名を紡いで。)
ふむ…我々にとって、なにを以て長いつきあいとするかは難しい話しだが…シャーサよりは、恐らく長いつきあいになる。しかし、お互いを熟知するような間柄ではない。いうなれば…お互いの噂と面識、人格を知るくらいだろう。
(なかなか答えがたいものだと眉を潜めれば、我ながら妥当な答えだと頷いて。)
ラクシャーサ
(相手の言葉聞けば『そ、そうかな?』とそちらを見、手にした服を見ると)
…あ、可愛い♪
(パッと顔が輝く、そして足元を考えようと辺りに視線彷徨わせると)
え、それだったら…うと…コレ、ミニのにして…下にコレはいて…で足元黒のニーハイソックスで…とかどお?
(コルセットスカートをミニのにし、白いレースのペチパンを持ち…スカートの裾からチラッと白いレースが出るように重ねて、膝上まであるソックス合わせ…答え合わせでも求めるように相手に訊ねてみて)
…そぉ言えばセリスの恋人の話って聞いてないな…今の言葉でいるのは分かったけど、名前とか…どんな人?
(不安と聞けば相手にもそんな一面が…と少し楽しげにも嬉しげに目を細め、どんな人物かと興味が湧いて)
…ねぇ…セリス…セリスはユンさんと付き合い長いのかな?…
(何やら気になる部分があるのかぽつっと呟き)
セリシアーシャ
ほう…また随分と冒険したものだな。
(思い切った選択をしたなと感心したが、合うものを探す姿には変わったものだと内心で喜びつつも見守っており。とはいえ、すでに彼女に似合いそうなものは確認してあり、襟にリボンのついたノースリーブのブラウスとベルスリーブの黒いボレロを手にとってみせ。)
それは…誰しもがなる不安だ。私だって時には不安にもなる。だが、私が言いたいのはそこではないのだ。
(自分自身の問題で不安になることはある。それは良く理解できると頷いてみせ、だが、己が心配しているのはそこではないと告げるも、続いた言葉を聞けば、己の心配など不要かもしれないと安堵からのため息を吐いて。)
…今のシャーサと黒帝殿を心配するだけ、やはり無用のようだ。私の言ったことは忘れるといい。
ラクシャーサ
うーん?…じゃあ〜…このスカート…はいてみたい
(ラックの方へと導かれれば悩みながら洋服を見て歩き、黒いミニのコルセットスカートを手にし…合わせる服はとキョロキョロし)
……ぷ…はは…迷いが出てるよ?セリス
(一瞬の不安をその間から感じ取りぷはっと吹き出し、クスクスと笑みながら小首傾げて)
…僕に不安が無いって言ったら嘘になる…でもそれは僕の方に色々あるから不安なんだ…
(安心させるような彼女の言葉に優しさを感じながらふんわりと微笑み)
…彼は僕に気持ちをくれてると思うよ?…
セリシアーシャ
そうか…それは良かった。では次は、シャーサの好きなものを選んでみるといい。
(色良い答えが返ってくれば、安心したように微笑んで、ラックの並ぶ方へと導こうとして。)
いや、むしろ聞けて良かった。シャーサの選んだ相手だ…とやかく言うつもりもないし、彼なら…………安心、だろう。
(彼女の不安などなんのその。ゆるく首を振って教えてもらえたことに感謝を示し。しかし、神と魔は相入れぬものであり、また彼の名声が彼女を危険に晒されやしないかと一瞬の不安が俄かの沈黙をもたらしたが、少女を安心させるべく、笑みとともに最後まで言葉を口にして。)
ラクシャーサ
そうだね♪…なんかワクワクする…
(問い掛けられればコクンと頷き、今感じている事を胸に手を当てつつ微笑んで告げ)
…う…はは…ごめんね?こないだは…その…口にして良いのかちょっと不安だったから…
(驚く相手の姿に困ったように笑み浮かべ、眉を下げて言わなかった理由口にし)


【はい♪…ではこちらこそよろしくお願いします♪】