衣服・雑貨店

−『Modisch』−
手ごろのカジュアル服から高級な服、雑貨を数多く扱う店
ファル・イデア・フォン・グレン
前に必要な気がして、な…
(相手も視線を辿って見たが不思議そうに首を傾げた事に、直接的な発言は控えたが…己の行為で首もとを隠さなきゃならない事になり、相手も必要だと言っていたので持っていても良いだろうと思って提案した事で。承諾を得ればそちらへと向かって歩いていき)
セリシアーシャ
(聞こえたため息に、やはり数着と告げるに留めておいて良かったと聞こえないふりをして。しかし、自らのものをと聞けば彼が示す方へと己も視線を移して、それから首を傾げて。)
ストール?
(思いがけない提案に目を瞬かせたが再び彼へと視線を上げれば、見てみたいとでも言うように笑みを浮かべて頷いて。)
ファル・イデア・フォン・グレン
お、おい…
(答えるとまた向きを変えて服を手にするのを見ては僅かに焦り、まだ選ぶのかと声を掛けたがスタッフが来て言葉は遮られ。それらを渡して満足そうな相手を見れば何も言えなくなり、代わりに溜め息だけを吐いて)
…お前のはいいのか?俺としては、ああいうのを買ってもいいと思うんだけど…
(今日の目的、己としては何か良いものが見付かれば買おうと思っていたので、先程ここに来る途中に視界に入っていた女性もののエリア。何故かストールが並んでいる所へと視線を向けて)
セリシアーシャ
ふむ。
(問題がないと分かれば、再び相手へと背を向けて黒に近いボルドーのタートルと、白のシャツを迷うことなく追加して。そろそろ重くなってきたのか両手で支えれば、ちょうどタイミングよくやって来たスタッフへとそれら全てを預けて。)
うむ、良い買い物だった。
(最早本来の目的を忘れているのではと思うほどやりきった笑みを浮かべて、満足そうに彼へと告げて。)
ファル・イデア・フォン・グレン
(イヤがっているのに何故笑うのかと疑問に思ったが、諦めた様子に良かったと安堵して。相手が次の目的地で物色してるのを眺めながら近寄れば目ぼしい物を見付けたらしく、こちらを振り返る仕草に近場で立ち止まり)
ん?別に抵抗はないが…
(質問と手にしているカーディガン、異なる事にトータルコーディネートでもする気かと思いながらも答えて)
セリシアーシャ
ふふ、それは残念。
(もう一押ししてみたいところではあったものの、こうなっては何があっても行く気はないだろうと思えばそれ以上の追及はせず、秋物らしきニットのファー襟のついたチャコール色のロングカーディガンを手にとって。)
ニットでグラデーションか。色味もきつすぎないし、先程のトップスと合わせても使えそうだ。
(レディースではあまり見ないつくりのカーディガンにメンズならではの拘りに感心しつつ、こちらへ来ているであろう彼に振り返り。)
タートルネックは好きか?