衣服・雑貨店

−『Modisch』−
手ごろのカジュアル服から高級な服、雑貨を数多く扱う店
ファル・イデア・フォン・グレン
…いや、そんな考えなくていいだろ
(謎解きというものでもなく、解ったら解ったでこの場では相手も困るだろうと悩む相手を見て呟き)
俺は目立ちたくないから、遠慮しとく。ちょっと待っててくれ
(白に映えると聞けば成る程と納得し、他の色をと提案されると人目を引くと動きにくいから嫌だと首を振って。相手からストールを受け取ると、先程の服と合わせて会計するためにカウンターへと向かい)
セリシアーシャ
謎解きか?気づくときと必要なときが同じで、私が使う…。
(気になる、とばかりに思案を始めるが、一向に答えには辿り着かず。うーんと首を捻って。)

ふふ、白い色によく映えるだろう?ファルも、たまには暗い色だけでなく、ほかの色に挑戦してみてはどうだ?
(最近の己が着るものといえば白が多く、それに合わせると小物は赤などの暖色系になっているため、それを考えての選択で。差し出された彼の手へとそれを乗せて。)
ファル・イデア・フォン・グレン
…恐らく。必要な時と、解る時は同時だな
(気付かなければ解らないままだが、相手ならば気付かない事はないだろうと。そして、その時は同時だろうとそれだけは確信があるように付け足して)
いいんじゃないか?それにしても、お前はそういう色好きだな
(そのストールを見れば綺麗な色だと頷いて答え、一緒に買うかと手を出しながらも思った事を紡いで。己とは違い、明るい色合いが好きなんだなと思っての事で)
セリシアーシャ
それは…解るときが来るということか?
(明確な答えはかえってこず、しかし紡がれた言葉には本当にかと首を傾げて。ストールのコーナーまでくると、どれにしようかと視線を移し。)
ふむ、…これはどうだろう?
(言って手にしたのは桜色から緋色にグラデーションしたストールで。)
ファル・イデア・フォン・グレン
今は解らなくてもいい。必要な時がくるだろうから、買っといて損はないだろ…
(解らない様子にこれ以上は言うつもりもなく、とりあえず持っておけと述べて。辿り着いて目の前にするも、何が良いのかと考えあぐね)
……どれがいいとか、あるか?
セリシアーシャ
必要?…私に?
(使用用途までは理解ができず彼の言葉にどういうことかと首を傾げてみたが、こんな明るい時間ではその理由へと辿り着くのは困難で。彼が移動すればそちらへと己もついていき、色とりどりのストールに視線を移して。)