衣服・雑貨店

−『Modisch』−
手ごろのカジュアル服から高級な服、雑貨を数多く扱う店
メルティーナ
あ、図書館には行ったことあるんだ。あそこすっごい大きいよねー(頷くのを見て釣られるように笑ってから両手を目一杯広げて自分の感じた図書館を表現し)
…と、すっかり忘れてた。遅くなっちゃったけど、私はメルティーナっていうの。ちょっと長いから、適当に呼んでやって下さいなー(思い出したように改めて相手に向き直ると片手を胸に当てて名を告げ、最後に好きに呼んでほしいと付け足して)
アルテ
へぇ〜、図書館の近くにそんな場所があったんですか
知らなかった…
(少し考え込むように口元に手を当て、一つ頷き。そこで目に入った服を手にとりサイズを確かめ)
こんど調べもののついでに行ってみます♪
と……そういえば、まだお名前、聞いてませんでしたね
僕はアルテ。アルテ・フィリオ……貴女は?
(洋服を一つ持ってそれを体に当てて確かめ、頷けばメルティーナに向き直って微笑み、思い出したように口を開いて自己紹介を初め)
メルティーナ
えっとねー…皇帝さまが住んでる月皇宮の北側、外廷にあるの。でも一般開放されてる場所だからいつでも誰でも入れるんだよー(記憶を探るように視線を少し上げて自分の知る知識を口にしつつ適当に目に付いた服を手に取って眺め、いまいちピンとこないのかすぐに元の場所に戻し)
自然がいっぱいでほんとに気持ちいいとこなの。そばに図書館とかもあるから、その帰りに寄ったりしてもいいんじゃないかな?(膨大な蔵書量を誇る図書館もお勧めだと言外に伝えつつピンと立てた人差し指を顔の横に持って行き)
アルテ
中庭?
中庭っていうと……?
(何処の?と首を傾げ、単純に豪邸にあるような中庭を想像し)
綺麗な場所かぁ、行ってみたいです……。
(口元に軽く手を当てて微笑み、服を見飽きたのか、若干不満げに別の列を眺め)
メルティーナ
おぉ、じゃあようこそノイヴェルト帝国へ、だねっ(にこりと人当たりの良い笑みを浮かべるとあくまでただの一市民ではあるものの片手を広げて歓迎の意を示し)
帝都は広いからあっちこっち見て回るのも一苦労だよね。私のお気に入りは港と大橋と中庭!もしまだ行ってないならぜひ行ってみて?どこも綺麗な場所だから損はしないよー(帝都の地図を脳裏に描きつつ微苦笑を零すもすぐに口許を弛ませ楽しそうに自分の気に入っている場所を指折り挙げて)
アルテ
まだ来てから数ヶ月くらい……数えるほどしかたってないんですよ
だからまだ行ったことのない場所も多くて
(めぼしい服がないのか、首を傾げながら思い出すように視線を上に泳がせ、苦笑と共に振り返ってメルティーナに向き直り)