−巨大図書館−

円形の構造で広く、壁一面にも多種多彩な古い書物から新しい書物が並び
簡素な椅子と机があるだけの膨大な書物に埋め尽くされた図書館
ディスコルディア
入室/置きレス
(まだ昼間の明るく暑い時間帯、この静かで涼しい空間の閲覧席にてある本を読んでいる。以前カフェで読もうとしていた官能的な内容が含まれる恋愛小説であり、周りに他の一般客がいない内に読みきってしまおうという勢いでページを捲る。頬杖をついたまま顔を桜色に染めて、ただ静かに読み続ける。自身の恋愛は酷いものだったが、架空の人物であっても他人の恋愛はどういったものか興味があり、ページを捲る手は止まらない)

………。

(そして読んでいる恋愛小説の他に、ポエム集やらスイーツのレシピ本等、将軍が読むとは思えないような本を側に重ねて置いている。人が来た際に慌てて隠せるようにと用意していたのだが今は小説に夢中、声を掛けられるまでは気付かないだろう)
セリシアーシャ
退室
(そのまま本を読み続け、しっかりと内容を覚えると本を閉じ元あった場所へと戻し。)
香とは色々あるのだな。
(本の内容だろうか、一言呟くとゆっくりと梯から降りてひと息つき。それから図書館入り口まで行くと置いておいた傘を手にとって広げ、自らの邸へ帰るために雨道を歩み始めて…。)
セリシアーシャ
入室
(綿の白いレースのオフショルダーワンピースに白いサンダルを履き、髪はシニヨンにして色とりどりの宝石が散りばめられたのでバレッタで留め。襟足や耳後ろの髪はところどころ残しているため歩く度にふわりと揺れる。図書館入り口にて持っていた薄紅色の傘を閉じて置くと館内へと足を踏み入れ。)
……あった。
(本のタイトルを目で追いながら歩くと暫くの後、目当てのものを見つけて。立て掛けられていた脚立式の木製ラダーが丁度置いてあるのをいい事に上まで登って本を手に取ると、ラダーの頂きに腰を下ろしてそのまま本を開いて。)
ラディアンテ
退室/置きレス
(私は彼の役に立てるだろうかと不安もあったが差し出した本を彼が受け取ってくれれば、落ち着いた顔に嬉しそうな表情が浮かんだ。そして己の持つ本を胸元に抱え、後は読む邪魔をしない為にもさっさと切り上げようかと彼女は受付へと向かい貸し出しを利用するだろう)

いいえ、有り難う。
私はこの一冊で大丈夫よ…これを借りて、帰ってからゆっくり読むことにするわ。
さようなら、クライヴ…また、どこかで。

(別れを告げ、閲覧用の席へと向かう彼の背に己の背を向けて歩む先は貸し出しを受け付けているカウンター。本を無事借りれたなら上機嫌な様子でこの場を後にするだろう)

【此方こそ長々とお相手有り難うございました!キャラは違えど連続のエンカになりましたが、またお相手頂けると幸いです。お疲れ様でした!】
クライヴ・コールマン
置きレス/退室
(やはり、手の届き難い上段の本たちは需要性が低そうだ。タイトルだけで判断するのは良くない事だが、恐らく目に止まるそれらは上級者向けで発行日時もとても古そうである。基礎知識もない状態で読むと、返って読む気が失せそうだ。
男は何処か遠い目をしながら、もう少し目線を下げる。
そこで別途探してくれていた彼女が何か見つけたらしい。声が掛かるとそちらを振り返り向かった。)

ーー!
これは良さそうですね。最初の本で大体のイメージを掴んだら、詳しい事が解りそうです。

(タイトルのみの判断だが、そのニュアンスだけでピンと来れば何処と無く頭は冴え笑みが零れる。)

ありがとうございます。一先ず、これで理解を深めようと思います。

(そう言った後、相手から差し出されたであろう本を受け取れば手持ちは3冊になった。それらを重ね持ち)

こちらの図書館の時間が許す限り、俺は出来るだけ多く読み進めるつもりです。

(いつ館を出るかもまちまちである。そういった意味では、これにて行動を共にするのは難しいだろうとし)

これにて失礼しますが、暫くはあちらの閲覧用の席に居ます。その間に高い場所の本が要りようになったら声を掛けて下さい。俺が取りますから。

(それでは。と踵を返し席へと向かって行った。
その後、彼女から要望があったなら熟していよう。そうして開館時間内に3冊の本を読み終える事が出来たなら、そこで退館し、間に合わなければ貸し出しを利用し?本を持ち帰える事だろう。)


【PL/ああ…!残念ながらタイムリミットです>< 中々レスがお返し出来ず、進行する事が出来ませんで申し訳ありませんでした。退室も無理矢理という形を取らせて頂くことにご容赦下さいませ。
今回リミットいっぱいまでお付き合い頂きありがとう御座いました。また何処かでお会い出来たら幸いです。お疲れ様でした!】
ラディアンテ
置きレス
クライヴ、ね。
何事も早い方がいいでしょ。…大丈夫、見付かるわ。

(彼から少し離れた先で、ピタリと足を止める。どうやら魔術関連の本はここまでのようだと、範囲を把握してまた来た道を戻るように歩みつつ本棚へと目を通す)

……?…これは。

(見付けたのは魔術とはまた違った錬金術に関する本。何故魔術の棚にあったのかはわからないが、それが気になったのもあってか本を抜き取る。表紙は黒く、暑さも然程ではないそれをパラパラと捲り、内容を軽く読んでみたが彼女の頭では理解出来なかったらしい、難しい顔をしている。彼に確認を取らず、その本を本棚へと戻すとそのすぐ隣にあった本を手に取り)

さっきの本の…ねぇ、クライヴ?

(その本のタイトルは元素魔法の基礎・初級編であり、魔術を使えない者には優しい内容かもしれないとそれを手にしたまま彼の方へと向かっていく)