−劇場『Perle』−

退室
……あぁ、それは…そんな感じですね。
(嘘や隠し事をしないと聞けば、この短時間ではあるが思ったままを言葉にするし耳と尾でも表れているので、それは確かにそうであると感じて頷き。入り口の方から相手へと視線を戻すと耳に手を当てたかと思えば次には狼の耳が無くなり、少しだけ驚いたように目を丸くし)
…耳、出し入れ可能なんですか…。
(凄いし面白いとばかりに繁々と見ていたが、歩き出すと先程の表情と傘で遮る様子で陽光を嫌がっているのが分かり、時おり気遣いながら己の傘も忘れず持ち一緒に劇場から立ち去り)

【どこに胸キュン要素があったのやら疑問ですが…。尻尾は慣れて貰った頃にチャレンジさせて頂きます+では次の機会を楽しみに。おやすみなさいませ、良い夢を…】

退室
ま、あまり嘘や隠し事もしないがな…
(すくなくとも大事な時にはバレてないから大丈夫だろうとも思っていて、しれっと言えば…相手の視線を辿るように入り口へと視線を向ければ明るくなりつつあることにげんなりした顔をしつつ尾を一振りしてしまい、ついでに耳に両手を当てて…手を下ろす頃には耳もしまわれていて…相手と共に入り口の方へと向かえば、陽光を遮るように傘をさし)
…では…行こうか…
(相手と歩調を合わせるようしつつゆっくりと歩きだし、その場を後にして)


【お相手ありがとうございました♪でもってお疲れさまでした
いやはやクロウくん可愛いですね…胸がきゅんきゅんしてしまいましたよ〜♪…もし良ければ尻尾はまたの機会にでもチャレンジしてやってください(笑)
…では…先に休ませていただきます〜お休みなさいです】

(言葉と共に納得してくれたのが尾の揺れで分かり、その仕草に笑みが込み上げてきて同意を示すようにもにっこりと笑って。次いで苦手ではないと得意気に揺れる尾を凝視し、本当だろうかと僅かに首を傾げ)
…そうなんですか…？
(隠し事とかは別かも知れないが、感情が表れるという事は感付かれる可能性もあるので少し気になるが本人が大丈夫というなら良いのだろうと納得する。すると名前を呼ばれて顔を上げれば、訊ねられた言葉に入り口へと視線を向けて)
明るくなってきてますね…自分も帰ります。住宅街の方なら、途中まで送りますよ。
(扉の隙間から光が洩れており、時間を察すれば相手へと視線を戻して。帰るなら一緒に行こうと誘い、入り口の方向に歩き出して)

【了解しました。先に退室して下さいませ〜。このような時間までお付き合い頂き、ありがとうございました+】

親しみねぇ…まぁそれなら良いか…
(黒髪の誰かさんは置いておくとして、それ以外ならば親しみをもたれるのも悪くはないかと納得して、気分が浮上するのと共にゆらりと尾を揺らし)
…うむ…だが、気分で動くからな…苦手とも限らんよ…
(気持ちを偽るのでなければ嘘も隠し事もできると告げれば何故か得意気に尻尾がパタリと揺れて…触りたそうな仕草に関しては、次にあった時にでも聞いてみる事にして放置することに決め)
…さてクロウ…私はそろそろ帰ろうかと思うが…お前さんどうする？
(あまり日が出ては傘では辛く、ぼちぼち帰ろうかと思えば相手へと訊ねて)


【すみません、本体がスイマーに襲われ…ぼちぼち退室させようかと思います…】

そうですか？ちゃん付けとか、親しみありますよね。可愛いって、親しみもあると思いますよ
(不満そうな様子に己にそんなつもりは無く首を傾げ、可愛いと言葉にしているが己としては親近感にも似たものでそれを悪いと思っておらず、だから口にしているのだと述べて)
まぁ、バレバレなのは嫌ですよね。隠し事とか難しそう…。
(逆立つ尾を膝に頬杖ついて眺め、本当に感情が露だと思うと大変な事もありそうで同情にも似た感想を。次には隠し事とか苦手そうで、それは分かりやすく良い人に繋がるのだろうと解釈すると立ち上がる。触りたいと思っていても動物ではないし、ましてや相手は大人の女性で体の一部を無闇に触るなど失礼千万だと理解しており望みを口にすることはなく)

(名前の響きを褒められれば嬉しげに尾を揺らす、だがまたしても可愛いと相手の口から出てくれば)
ふむ？私にはおちょくっているようにしか聞こえんのだがな…？
(梅ちゃんと呼ぶ黒髪の昔馴染みの顔を思い浮かべて溜め息を一つ…そして相手が吹き出して笑うの見ればｻﾞﾜﾘと尻尾の毛を逆立て)
…嬉しくない…感情が出てしまうのは不可抗力だ…
(その可愛いは何だか嬉しくないぞ？と尻尾ばひばひにして嫌がりつつ、相手がしゃがむの見れば何を意図するのか察して…初対面に触らせるのは正直嫌だが、子供のような仕草に弱い己としては相手の仕草は断りづらく…はてさてどうしたものかと腕を組んで悩み)