―Schon大橋―

黄昏時には緋色に染まる美しい白亜の大橋
北区画と西区画の間に隔てる大河を渡る橋は幾つか存在する(大橋は沿岸)
梅芳
私は魔界育ちだ…そう大したものを見ちゃあいないよ…
(両目で見ようが片目であろうが大差はなかろうと暗に告げつつ、淡く笑んで)
あっははははは…あーはいはい…まったく若いってのは良いねぇ…
(照れたらしい相手のしぐさ見れば、ついには盛大に笑い声響かせ…そう素直に反応できるのは良いことだとばかりに呟いて)
さて、クー…私もそろそろ帰ろうかと思うが…途中まで一緒にどうだい?
(一歩、二歩と、相手に歩み寄り左右色の違う瞳でその顔を覗き込むようにすれば小首を傾げて訊ねてみて)


【あまりお話もできず名残惜しいですが僕もそろそろ睡魔が…次辺りで退室しようと思います…】
ラディアンテ
そうね…貴女の見ている世界も気になるけど。

(視界が狭い事が当たり前故に、より広い視界を持つ人々の見る景色は違うのだろうと"世界"と表現して言葉にした。相手にも尻尾がある事に気付き、触れたい衝動が押し寄せるが抑えて我慢し)

姫は余計よ…っ。

(照れたらしい、背を向けたまま振り向く事はなく街の灯りを眺めており)
ラディアンテ
えぇ、聞き覚えがあるわ。
セリシアーシャ…失礼したわ。

(彼女の身分が明かされれば、やはり聞き覚えはあったと改めて思い出し、友だちとまで言ってしまった事に眼帯を着け直したその上から左手を添えて後悔するように)

んなっ、別にそんな訳では…っ!
ぅ……また、お話がしたい…さようなら。

(肩越しに振り向き、赤い顔を見せたが彼女が帰るとなると体ごとそちらへ向けて見送るだろう。その口元は弧を描き、その背が見えなくなるまで手を振る)

【今度はオッドアイメンバーで描くのですね(ヲイ)一日引き摺ってしまいましたが、長々とお相手有り難うございました!また次回も楽しみにしております!お疲れ様でした!】>セリシアーシャ
梅芳
ま、嘘を吐くなら自己暗示を掛けてそれを真実だと思い込むことから始めるさ
(かなり無茶苦茶なことをしれっと言いきり)
うむ…アイツの事だ絶対悪乗りした挙げ句に過大に触れ込んで歩くだろうよ…私は崇められたいわけでも羨まれたいわけでもない…普通でいられれば充分だ
(ため息混じりに普通が一番と訴えれば、続く言葉に)
あぁ、今宵も楽しかった…またいつか話しができると嬉しい
(立ち去るその背をひらりと手を振って見送り)>セリシアーシャ


【遅くまでありがとうございました♪&お疲れさまでした♪楽しかったです〜…ではまた次の機会を楽しみに…おやすみなさいませ…貴方によい夢が訪れますように…】
セリシアーシャ
退室
まだまだ荒削りなところも多いようだが、本人も自覚しているようだった。…私は帝国貴族公爵・セリシアーシャ=ロード=カエルレウス。聞いたことくらいはあるだろう?
(耳が跳ねるところを見るとそんな所が動くのかと思ったのも束の間、武器の長所と短所を堂々と発言していたが、その穴をつくと焦ったり、年配の部下のフォローをもらったりしていた話題の少女の姿を思い出し、若いとは羨ましいものだとクスリと一人笑みを零したが、己のこととなるとどうせいつかは気づくし、帝都でも皆気さくだと、職と地位とフルネームを明かして。)
おやおや、どうやらラディアンテは、恥ずかしがり屋の人魚姫のようだな。
(照れ隠しに背を向ける姿はやはり歳相応に見えるらしく、クスクスと笑って。)>ラディアンテ

まあ、確かに…その耳としっぽがある以上、絶対と言っていいほど嘘はバレる。不公平と言えば不公平、か。
(不公平と訴えられれば確かにそうかもしれないというのも実は少なからずあり。己などは強がりを言ったとしてもこの見た目からか押し通せる自信もあるが、彼女は耳と尻尾がそうはさせてくれないだろう。そう思うと、嘘がつけないのは難儀な気もして。)
…ラクシャーサのこと、か?確かに卿の言う通り悪乗りしそうかもしれん。そういうことは、貴族一好きそうだ。
(言い直したとはいえ今“あのバカ”と言わなかったろうか。そんな思いは胸に仕舞いつつ、黒髪の公爵といえばたった一人しかおらず確認のためにその名を紡ぐ。そしてその者の性格を考えれば彼女が言っていることは正しい気がしてならず苦笑いを浮かべて。)>メイ

さて、私はそろそろ帰らせてもらう。着替えて外廷に赴かねばならんのでな。…では、ごきげんよう。
(あまりにも二人との話に夢中であったが、そろそろ帰らなくては遅刻すると気づけば挨拶をした後、身を翻して橋を後にして…。)>ALL PLさま

【複数な上に女性のみ、更にはオッドアイのお二方に挟まれてウハウハでした+また是非是非お相手下さいませー!では、今夜はこれにて失礼致します。おやすみなさいませ。】>ALL PLさま
梅芳
ふぅん?…なら出会えた一端を担うその瞳に感謝するとしよう
(他が優れていると聞けば面白げに口の端を上げ、ここにはいなかったかも知れないとの言葉聞けばクスクス笑みながらならば瞳に感謝しようと口にして)
…了解
(ちゃん付けを一度は試みるが慣れない様子の相手に笑みながら「どうぞ」とばかりに告げるが、相手の様子は何だか新鮮で楽しげに尾が左右にゆらゆらと揺れて)
…あぁ…なるほど、人魚姫だったのか…
(相手が背を向けた事で分かった尻尾の存在に、なら風邪をひく心配はないなとちょっとずれた所で安堵して)>クー