練習は【W日記】ジョグノート に書いてます。
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 その一方で、37歳のベテラン選手をじっくりと治療に専念させる、コンサドーレ札幌というクラブの懐の深さを感じた。当然、これほどのネームバリューがある選手は、Jリーグ全体を見渡してもなかなかいないため、「集客力になる」ことは間違いない。札幌がキャンプを行なっていたのは、かのキャンプ・ハンセンにほど近い、のどかな場所にある金武町陸上競技場のグラウンド。そこにも、彼らの姿をひと目見ようと複数のファンが集まり、練習後には一緒に写真に収まろうと声をかけていた。

 もちろん戦力としても、ベストコンディションに戻った時の、ピッチ上でのパフォーマンスや存在感に期待が寄せられているだろう。本人たちも、新シーズンのJ1の舞台を楽しみにしている。小野は「自分の持ち味は楽しみながらプレーすること。完璧に治して、そんな姿を見てもらいたいですね」と言い、稲本は「レベルの高いところでやるほうが、サッカーを楽しめるんです。年齢を重ねても成長しているところを見せたい。体力が落ちるのは仕方ないけど、技術や駆け引きなどでそれを示せたらいい」と声を弾ませた。

 ふたりがピッチに立てる状態になるまではまだ時間がかかりそうだが、たとえ全体練習に参加できずとも、周囲への影響力は絶大のようだ。

 今オフにヴィッセル神戸から新加入した28歳の田中雄大は、「子どもの頃にW杯を観ていて、友達と『おい、稲本が点取ったで』とか言っていましたからね。雲の上の存在のような選手と、こうして一緒のチームでやれるだけでもすごく嬉しい」と、憧れの存在との共演を喜ぶ。そして、「稲本さんとは川崎でも一緒にやらせてもらいましたが、球際の強さなどを参考にさせてもらいました。小野さんは天才。キャンプの最初の頃に何人かでチームに分かれた時にご一緒して、すごく話しかけてもらいました。本当にいつも前向きだし、周りを明るくしてくれます」と語った。
2017/2/14(火)
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数年前に君原健二選手の『マラソンの青春』を読んで選手としての心情に共感してから、過去の日本のマラソンランナーから学ぶことが多いと思い、いろいろな選手の本や伝記を読みました。瀬古さん、宗茂さん、宇佐美彰朗さん、貞永信義さん、円谷幸吉さんなどのほか、バルセロナ、アトランタ、シドニーの女子マラソンのノンフィクションなども読みました。それらを読む度に、参考になる事柄がいくつもありましたが、そうした中でも自分の練習には「超長距離走」が過去の選手たちと比べて、圧倒的に不足しているのではないかと強く思うようになっていきました。

 アフリカ勢と同じようなことをやっていても、所詮はアフリカ勢の劣化版の練習をしているに過ぎないと思うようになっていきました。彼らがやらない「超長距離走」のようなトレーニングを積んでいかなければ、彼らと同じ質の練習ができない以上は戦うことはできないと思っています。このような考えには、ニューヨークでケニアの五輪メダリストのレース当日の朝食を見て、「こんなに少ない量で42.195キロを走れてしまうのか」と驚いたことがかなり影響しています。私自身はレース前日の夕食や当日の朝食をしっかり食べることで、マラソンを始めたころのようなレース後半の大幅な失速がなくなって粘れるようになってきたという感覚がありました。

 しかし、そうした私の経験と真逆の食事をしていても走れてしまうケニアの超一流選手を見て、「彼らと日本人は違う。違うのであれば、日本人には日本人の戦い方や練習方法があるのではないか」とますます思うようになりました。
2017/1/23(月)
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 「超長距離ジョグを増やしたこと」です。これまでも4〜6時間級のトレイルランニングを時々やっていましたが、今年の夏にはそうしたロングトレイルの回数をかなり増やしました。信越トレイルを利用して2日続けて45キロ以上走ったり、1週間に3回40キロ以上のジョグを入れたりもしました。さらに秋からは平地でも超長距離ジョグを入れるようになり、10月には渋川(群馬)から自宅まで利根川沿いを中心に100キロを約7時間30分で走ったり、従来はほとんどやらなかった50キロジョグも秋から福岡までに数回入れました。
超長距離走の効果と月間走行距離の問題
 こうした超長距離ジョグに対して「遅いペースでいくら走っても意味がない」と言う人もいますが、そのような批判をする人は恐らく超長距離ジョグをやったことがないのではないかと思います。3時間を過ぎたあたりで感じ始める「我慢できるけど、気持ちを切ったらすぐにやめたくなるような脚のだるさ」はマラソンの終盤の軽い状態に似ていますし、その先に訪れる手足のしびれや集中力の欠如やスタミナが身体の芯からなくなっていく感覚、そしてその後に訪れることがある壁を乗り越えたような妙な気分の高揚感などを経験すれば「意味がない」などと言うことはできないと思います。

 実際に超長距離ジョグの走り込みに裏付けられた自信は苦しくなった後半に「自分は50キロや100キロを走りこんできたのだから後半に絶対にスタミナ切れしない。横を走っている海外勢は100キロ走はやっていないのだから自分の方が泥仕合になれば脚は動くはずだ」と弱気になりそうな自分自身を助けてくれました。

 学習院大学に進学してから基本的には1日1回しか練習をやらなくなった私にとっては、仕事が休みの日を利用して超長距離ジョグロングトレイルを入れていくことがマラソンの後半で粘るために肉体的にも精神的にも効果的であったように感じました。
2017/1/13(金)
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1浪で今春入学した最速138キロ右腕の浜崎貴介(1年=鶴丸)が5回から2番手で登板し、1回2安打1四球無失点で1奪三振。来秋ドラフト候補左腕・宮台康平(3年=湘南)の“助っ投”に名乗りを上げた。

 5回に二塁手が平凡なフライを捕れず(結果は右前安打)。不運な形で1死満塁とされたが、右飛から右翼手の本塁好返球で三塁走者をタッチアウト。ルーキー右腕は「助かりました。ゼロでよかった」と無失点の“神宮デビュー”に胸をなで下ろした。

 高校3年夏の鹿児島大会では、4回戦で甲子園に出場した鹿屋中央に8回完投も、2―5で敗れた。現役では東大に不合格。鹿児島市内の予備校に通い、浪人中は球を投げることもなく1日13時間の猛勉強に打ち込み、赤門をくぐった。

 中西正樹助監督(42)から「ブランクと同じだけ時間をかけないと、体は戻らない」と助言を受け、まだ全力投球を禁止されている。この日は「8割の力」で最速132キロながら、1イニングをしのいだ。

 今春2勝を挙げた最速146キロ左腕・宮台の背中を見て、「すばらしい投手に、できるだけ早く追いつけるように練習したい」と意気込む。秋のリーグ戦こそ勝ち点を奪取するため、秀才投手陣の一角を担う。
2016/6/19(日)
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宮台はストイックな男だ。神奈川の進学校・湘南で3年夏まで野球をしながら、文系最難関の東大文1に現役合格したことからも分かる。

 普段は黙々と練習。ただ同僚によると「怒らせたら大変」という。目指すレベルが高いだけに少しでも手を抜くプレーをしていれば、上級生だろうとかまわず意見する。それでも、みんな「たいていは宮台の言うことが正論」と納得。だからこそ、次々と赤門の球史を塗り替えられるのかもしれない。

 野球への厳しさを見せる一方で、20歳の若者らしい姿ものぞかせる。取材が増えたことを聞くと「注目してもらうのはありがたい。僕の投球で喜んでくれる人が増えるのは良いこと」と言った。初々しい笑顔だった。
2016/5/8(日)
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