―碧の摩天楼―

頂上は見える事無く、ただ空高く そびえ建つ純白の美しき塔
そこには様々な罠や仕掛けに聖属性の魔物、上層に昇る度に難易度が増す
■地上1000階・螺旋階段
オルチェ・レンガルスタ
退室
うわ、なんか居る…?(ずん、と部屋全体が何らかの衝撃で揺れているのを肌で感じ恐る恐る扉の隙間から隣の大部屋を覗き込めば通常の倍の体格はあるユニコーンが大部屋を横切り廊下へと去っていき。居なくなった事を確認すると1人での攻略は此処までと見切りをつけ気配遮断を発動し音を立てないよう気をつけながら階段を急いで下り塔から脱出すると傷を癒しに店へ戻り)でもでも立ち回る体力があるか分かんないし……やっぱり今日は帰ろうかな。
オルチェ・レンガルスタ
入室
ぶっはあ、相性悪くて苦しいけどもうちょっとだけ頑張らないと…!(塔内の敵が聖属性であるとしか知らず、初めて足を踏み入れる故に情報不足であり少しでも有利になるように夜に訪れ基本罠は気配遮断でやり過ごすか魔物には呪いによる不意打ちで対応していくが小さなダメージが重なっており数える程しか階段を登っていないにも関わらず聖属性の攻撃の影響で痣だらけとなっており深緑色のローブは所々が切られており出血により赤黒く変色している箇所も有り。休憩せねば持たないと小部屋を発見しては罠が無い事を確認し部屋の隅で膝を抱えた状態で壁に寄りかかり)また足を引っ張らないようにね。うん。
ラクシャーサ
退室
…はぁ…
(やっと呼吸が落ち着き、一つ深い息を吐くと)
…魔力は温存したけど帰りの事を考えると体力が保たないな…
(そろそろ下りるかと、また深い溜め息吐いて)
…ちょっと体鍛えなきゃ…精神と肉体のバランスが悪過ぎる…
(改善点思い浮かべぶちくさ言いながら階段を下りていき)
ラクシャーサ
待機
(階段を上りきったところで魔物に不意討ちくらい)
…Σっ!…
(何とかくるりと体を反転させ攻撃をかわすが腕をかすり眉を寄せ)
…くぅっ!!
(奥歯噛みしめ、痛み堪えながらも反転させた勢いのまま魔物切り付け一刀両断…ぜぃぜぃと肩で息をして)
ラクシャーサ
入室
…はぁ…
(氷で作ったデスシックルで一薙ぎ…魔物が重い音を立てて倒れるの見つめ、深く息を吐く…白いローブは所々返り血で汚れ、漆黒のマントもまた色を濃くしずしりと重い)
…あぁ…なまってるなぁ…
(以前はこの程度で疲労を感じる事は無かったはずなのにとぶちくさぼやきながら、上へと続く階段へと歩みを進め)
レイナス
退室
(次に相手が飛び掛かってくる瞬間を見計らい、低姿勢から剣を振り上げれば刃は腹部を捕らえ魔物は地に伏せ)
見掛けの割りには大したこと無かっ……げ、嫌な予感…
(天井に空いた穴を見上げてまだ下層だからか物足りなさすら感じ。視線を正面に戻せば遠方より地鳴りが耳へと届き、そろそろと踵を返し剣を肩に担いで。不幸にも予感は的中…上階から巨大な岩石が速度を増しながら転がってくれば「漫画じゃないんだから…」と引きつった笑みを浮かべて突っ込みつつ、猛ダッシュで階段を駆け降りて)